▼第2試合 ストロー級 ムエタイ 3分3R
×ワンダーガール・フェアテックス(タイ)56.60kg
[判定0-3]
〇ジャッキー・ブンタン(米国)56.35kg
ONEで連勝している女子ムエタイ選手ワンダーガール・フェアテックス(タイ)が、アトム級キックボクシング世界王者ジャネット・トッドの練習パートナーのジャッキー・ブンタン(米国)と対戦。
スタンプと同門のワンダーガールは、2020年7月のONEデビュー戦で1R KO勝利。前に出て戦うアグレッシブファイターで、組み付いてのヒザ蹴りが得意だが、タイガージムのブルック・ファレルを相手にパンチ主体の圧倒的なKO勝利を見せた。8月の第2戦ではKC カルロスもヒジ&ヒザ蹴りで圧倒して2RでTKO勝ち。
ブンタンは米国・カリフォルニア州ロサンゼルス出身で、20勝5敗という戦績を引っ提げてONEとの契約を獲得。ジュニア時代には国際アマチュアムエタイ連盟(IAMTF)フェザー級王者などのタイトルを獲得し、シニアではカリフォルニア州のムエタイ王者に輝いた。また、『SHEfights』など、1日で優勝者を決める形式のワンナイト・イベントも何度も制覇しているという。
1R、ワンダーガールの右ローをかわして左ミドルを蹴り返して当てるブンタン。ワンダーガールはパンチの連打で距離を詰めてケージまで追い詰める。左ミドルをしっかり当てていくのはブンタンの方でムエタイをしっかりやり込んでいる様子。そしてラウンド終了間際に左インローから右フックを打ち、返しの左フックでダウンを奪う。
2R、軽快なステップで左右に動きつつ、パンチの3連打でアタックを続けるブンタン。ボディにも打ち分ける。ワンダーガールはほとんど手が出なくなってしまう。右ロー、左インローも蹴るブンタン。
3Rは前に出るワンダーガールが蹴りを放つ。ブンタンは右へ回り込みながらパンチをまとめ打ちしては離れてサークリング。ワンダーガールはブンタンのハンドスピードに対応できず、防戦一方に。ダウンを奪ったブンタンは大きな仕掛けをせず、出入りを繰り返して判定勝ちした。