スパーリングの中で編み出したというカーフキック対策を公開した朝倉未来(右)(ふわっとmikuruチャンネルより)
2021年2月24日(水)に朝倉未来(トライフォース赤坂)が、自身のYouTubeチャンネルのサブチャンネル『ふわっとmikuruチャンネル』に「弟にカーフキックの対策プレゼント」と題した動画を公開した。
「流行りのカーフキックについて。対策考えちゃったんですよ、俺。天才的な。一番効率的というか効果のあった方法を教えていこうかな」と、弟の朝倉海が堀口恭司にカーフキックで敗れて以来「必死に勉強しまして」と、スパーリングで研究して編み出したという。
前提として「俺にはカーフキックは効かない。元々、効かないんですよ。カーフキックが有効なのってボクシングに偏っていて前重心の人なんですよ」と、自分には有効的ではないとし、「カーフキックの対策をしている動画を見たけれど、これは無理でしょっていうのが多かったですね。カーフが今から来るって分かった状態ならできるよね。でもスパーリング中なら無理でしょう、と」とカーフが来ると分かっているシチュエーションならできる方法が多かったという。
(写真)矢地(右)のカーフキックをバックステップでかわしていた朝倉。写真は逆にローを蹴る朝倉
まず、堀口のように踏み込んで蹴るタイプのカーフキックには「バックステップが有効。俺は矢地(祐介)君に使っている」と実演して見せる。
もうひとつはボクシングの距離で蹴って来るカーフキック。「これはバックステップが難しい」とする朝倉が考えたのは「蹴ってきたら逆に前へ出る」という方法。空手の経験がヒントになっていると言い「前に入るのはみんな発想がなくて」と実演してみせる。
カーフキックに対して左フック、飛びヒザ蹴り、アッパーを合わせる朝倉。右ストレートはNGとして「俺がスパーリングでやっていて実証済みです。名付けて朝倉スペシャル」と話す。最後にはこの対策を弟の海にプレゼントすると言い、「直接言うのもなんなので動画で」と笑った。