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【修斗】ベルトを賭けて修斗世界王者・岡田遼と元DEEP王者・大塚隆史が激突!“スーパーノヴァ”平良達郎vs.前田吉朗、魚井フルスイングvs.後藤丈治のストライカー対決が決定=3月20日(土)後楽園

2021/02/13 16:02
【修斗】ベルトを賭けて修斗世界王者・岡田遼と元DEEP王者・大塚隆史が激突!“スーパーノヴァ”平良達郎vs.前田吉朗、魚井フルスイングvs.後藤丈治のストライカー対決が決定=3月20日(土)後楽園

(C)サステイン

 2021年3月20日(土)後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.2 Supported by ONE Championship」の第1弾対戦カード・5試合が発表された。

「世界バンタム級チャンピオンシップ・5分5R」として、王者・岡田遼(パラエストラ千葉)が初防衛戦。元DEEP王者・大塚隆史(T-GRIP TOKYO)を迎え撃つ。

▼世界バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
岡田遼(王者・初防衛戦/パラエストラ千葉)
大塚隆史(挑戦者・同級1位/T-GRIP TOKYO)

「修斗! 修斗! うるせーな」──ビッグマウス全開の大塚隆史が、僅か2戦目で世界のベルトに王手をかけた。

 2020年11月、DEEPを主戦場に日本軽量級のトップファイターとして長年活躍してきた大塚が修斗に初参戦。初戦で“怪物”安藤達也を相手に1R TKO勝利をおさめ、一夜にして世界ランキング1位に君臨。最も選手層が厚く、強豪ひしめく修斗バンタム級のトップコンテンダーに躍り出た。

 試合後、「修斗修斗うるせーし。安藤選手、ランキング1位で環太平洋王者。環太平洋は興味ないんで、佐藤将光選手と岡田(遼)選手、どっちか出来ますか? いつでもやれるんで。ベルトは賭けなくてノンタイトルでもいいんで」と王者との対戦をアピールしていた大塚。その後、12月に佐藤将光がタイトルを返上し、暫定王者の岡田遼(パラエストラ千葉)が正規王者となっていた。

 大塚の言葉に黙っていなかったのが、その岡田遼だ。修斗に全てを捧げ、一途に修斗愛を邁進する岡田にとって、「ベルトなんかどうでもいいから俺と戦え」と言う大塚の振る舞いは許し難き蛮行。“暫定”が取れ、文字通り修斗の世界王者となった岡田の愛が勝つか? その岡田を嘲笑い、暴君の様に振る舞う大塚が2戦目で天下を獲るか?

 岡田は2019年9月に安藤達也と判定1-1ドローで環太平洋王座防衛。2020年5月に、現在RIZINに参戦中の倉本一真を2R KOに下し、暫定王者となっていた。今回は、10カ月ぶりの試合となる。同じ安藤を1Rで下している大塚だが、2分12秒、ローキックによる安藤の負傷TKOのため、8カ月ぶりの試合で凌ぎ合いを見せてはいない。互いの信念がぶつかり合うイデオロギー闘争は、どちらが最後にベルトを巻くか。

 その他にも超強力カードが並ぶ今大会。フライ級新旧世代闘争が実現した。

▼61.2kg契約 5分3R
平良達郎(世界フライ級1位/THEパラエストラ沖縄)
前田吉朗(世界フライ級5位/パンクラス大阪稲垣組)

 デビューから現在まで無傷の7連勝。新世代の旗手・平良達郎と“浪速のヒットマン”前田吉朗との一戦が決定。

 平良の出稽古先の先輩でもある扇久保博正が王座返上により、平良はこの試合に勝てば、正規王者となった福田龍彌への挑戦権を不動のものとするだろう。しかし、世界各国で50戦以上を戦い抜きPANCRASE、DEEP両団体のベルトを巻いた前田吉朗はあなどれない。

 平良は2020年11月の前戦で前田にとって弟分とも言える清水清隆(※前田は東京出稽古でTRIBE TOKYO M.M.A.を拠点としている)と対戦し、長い打撃と組んでもバックを奪うなど、判定3-0で勝利しており、前田にとっては、その敵を取る気持ちもあるだろう。2020年7月大会では福田が前田に3R TKO勝ちしていることもあり、平良にとっては王者との距離を測る試合にもなる。

 ジャパニーズMMA歴戦の兵が、平良達郎の前に大きく立ちはだかるか。それとも“スーパーノヴァ”平良が8連勝で王座挑戦を決めるか。

▼65.8kg契約 5分3R
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)

 そしてもう一試合、KO決着必至のカードが実現。約1年振りに修斗に帰ってきた魚井フルスイングと後藤丈治のハードパンチャー同士の一戦が決定した。

 2019年8月にRIZINに初参戦し、ハワイが誇る強打者カナ・ハヤットとの打撃戦を制し、地元神戸で凱旋勝利を収めた魚井だが、その後、MMAで3連敗。修斗で田丸匠にスプリット判定負け、手塚基伸に負傷TKO負け、RIZINで元谷友貴に一本負けと苦しい試合が続いている。2020年11月にはRISEで“人獣”中村寛にKO負けを喫しており、7カ月ぶりのMMAで白星を掴めるか。

 対する後藤は、2020年4月に開催された「Road to ONE:2nd」で元環太平洋王者・祖根寿麻を1R ニンジャチョークで極めて、MMA5連勝をマークするも、修斗初参戦となった9月の藤井伸樹戦では判定負け。しかし、12月の「TTF Challenge 09」では服部賢大を左ストレートからのパウンドでTKO。再起を飾っている。

 サウスポーからジャブ、ロー、組みと丁寧に上下に散らしながら相手にプレッシャーをかけ左ストレートを的確に当てる後藤と、射程圏内に入った獲物を一撃で仕留めきるフルスイングが信条の魚井。フィニッシュまでの組み立ては全く異なるが当たれば必倒のマッチアップだ。拳が交錯する刹那に終わりが来るゾクゾクするカードが実現することとなった。

▼インフィニティリーグ2020 バンタム級 5分2R
野尻定由(勝ち点1/赤崎道場A-SPIRIT)
一條貴洋(勝ち点1/ブレイブハート)

▼61.2kg契約 5分2R
輝龍(roots)
高橋SUBMISSION雄己(和術慧舟會HEARTS)

 その他にいよいよ佳境を迎えるインフィニティリーグ2020。必ずフィニッシュしなければ優勝の可能性が無くなる野尻定由と一條貴洋。5月の最終戦に向け、両者にとって重要な一戦となる。また“43歳”輝龍と“21歳”高橋SUBMISSION雄己の“年齢差22歳”対決も決定した。

 現在までに5カードがラインナップ。その他の対戦カードは決定次第、発表となる。なお、今大会のチケットは2月13日(土)発売。新型コロナウイルス感染予防対策により、座席数を減らしての開催となる。また緊急事態宣言により、開場16時15分、開始17時を予定している。

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