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【RIZIN】斎藤裕、4月参戦へ「まだまだ相手はいる」、榊原CEOはフェザー級ワールドGPに向け「どれだけ日本人は枠を獲得できるか」「Bellatorからは王者に来てもらいたい」

2021/02/13 14:02

あっという間にフェザー級の選手たちの枠は埋まる

「あっという間にフェザー級の選手たちの枠は埋まる。『朝倉未来以下、その他』の選手だったのが、それぞれ顔と名前と個性を出して、斎藤裕を筆頭に、未来もいれば、クレベル・コイケもいれば、ドミネーター、DEEPチャンピオンの牛久(絢太郎・2.21「DEEP100」で中村大介と対戦)もいるし、今回も堀江(圭功)が出て来た。日本人だけで8人揃っちゃうんじゃないのという状況でもあるけど、そこでファンからこの選手を、と推される選手になるための査定の試合かなと思います」という榊原CEO。

 日本人フェザー級戦線は、王者・斎藤裕を頂点とし、朝倉未来、クレベル・コイケvs.摩嶋一整(名古屋大会で対戦)、弥益ドミネーター聡志、芦田崇宏、萩原京平、平本蓮、関鉄矢、堀江圭功などタレントが揃ってきた。

 RIZINにまだ参戦していない王者では、DEEP王者の牛久絢太郎、PANCRASE王者のISAO、修斗環太平洋フェザー級王者のSASUKE、GRACHAN二階級王者の山本琢也、首の怪我の治療中のGRACHAN前フェザー級王者阪本洋平らも候補に登る。

 3月、4月、5月の3カ月連続開催を発表した榊原CEOは、本誌の取材に「3月に名古屋の日本ガイシホール、4月は横浜アリーナの可能性もあるし、ひょっとすると延期になった東京ドームの可能性もある」と語っている。しかし、4月大会の会場は「半分まで入るならドームでやる意義はあるけど、(上限)5千人だったらドームでやるまでではない」とも語っており、4月大会は、新型コロナウイルスの感染防止対策次第としている。

 斎藤裕が参戦するという4月大会は、どこでどんな相手になるか。斎藤裕はアンチからのメッセージに「試合やっていくから黙って見とけって、本音では思う」とSNSで語っており、さらに修斗とRIZINのダブルチャンピオンになってのハングリー精神について、「選手でいる以上は、常に足りない・足りないと求めて行かないとできない。チャンピオン取っても試合は続いていく。まだまだ相手はいるし、誰誰とやったら俺負ける、と言われているからね。自分に可能性を感じているし、やるしかないでしょう」と、力強く語り。王者としてのRIZIN初戦に向かっている。

 また、斎藤はBellatorフェザー級では、AJ・マッキーJrに注目しており、AJはBellatorフェザー級GPで優勝して、RIZIN参戦はありうるのか。パトリシオとサンチェスが対戦する4月2日のBellatorの準決勝も含め、注目だ。

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