ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)の2021年第一弾大会となる2月12日(金)東京・後楽園ホール『NJKF 2021 1st』。今大会では各団体でも盛り上がる女子の試合(=ミネルヴァ)が3試合組まれている。
スーパーバンタム級2分3Rでは、同級2位KAEDE(LEGEND)と櫻井梨華子(優弥道場)が対戦する。
KAEDEはアマチュアで6つのタイトルを獲得してプロ入り。2020年10月の新日本キックでは七美にワンツー、鋭いヒザ蹴りを駆使して好試合を制している。戦績は3勝1敗。
櫻井は元全日本キックボクシング連盟ウェルター王者にして、K-1 WORLD MAX 2009世界トーナメント第3位の実績を持つ山本優弥率いる優弥道場に所属し、第3回・第5回K-1アマチュア全日本大会チャレンジ女子Bクラスにて2回優勝しプロデビュー。2020年11月の『BOUT』でKINGレイナとの因縁の再戦を制した熊谷麻理奈から勝利を奪った。プロ戦績は2勝2敗。
主催者を通じて両選手からコメントが届いた。
KAEDE「自分らしく圧倒的に勝つのがテーマ」
「昨年は負けを味わって本当に悔しい年になってしまいました。でも、その負けで学ぶこと・学ばないといけないことも分かりました。
櫻井選手はインスタを見てダンスがめっちゃ上手いなって思ったのと身体がしっかりしてるなと思いました。なので相手の圧力に負けないように練習しています。今回は自分らしく圧倒的に勝つのがテーマで、面白い試合をしたいです。
今年は去年より成長した自分を見せるので応援よろしくお願いします!」
櫻井梨華子「私はHIPHOPダンスとK-1を融合させて戦うファイター」
(写真)櫻井梨華子のInstagramより「私はHIPHOPダンスとK-1を融合させて戦うファイターで、得意技はステップ、ボディブロー、右フックです。
昨年はケガによる初めての手術、リハビリ、コンディショニング調整など、勉強することが多く、年末には強豪相手に勝利できた実りある年でした。
今回はミネルヴァルールで試合するのが初めてで、組みの対策はもちろん、組みついてグダグダになりたくないので“魅せて倒すができるよう日々鍛錬しています。
KAEDE選手は手足が長く攻撃が鋭いムエタイファイターという印象です。今回は“自分らしく楽しんで戦う”がテーマで、“櫻井梨華子はチャンピオンになるな”と思ってもらえるよう頑張ります。
倒せる打撃力とファイティングスピリットを発揮して、入場から試合、退場まで全てを楽しんでもらいたいです。その上でインパクトを残してKO勝利したいです。
いつも応援してくださる皆様、本当にありがとうございます。今年一発目、全力で戦います!! 2021年、櫻井梨華子をよろしくお願いいたします」
竹越義晃ミネルヴァ実行本部長の見どころコメント
アマチュア時代に数々のタイトルを獲得し、言わずと知れた実力者「星野姉妹の妹」で、現役女子高生ファイターのKAEDE選手。
対戦相手である櫻井梨華子選手は元K-1アマュア王者で、昨年は北海道に乗り込み、キャリアで上回る地元の熊谷麻理奈選手(ウィラサクレック・フェアテックス札幌)に勝利しています。
櫻井選手が突進力を活かし得意のパンチで攻撃を仕掛け、KAEDE選手がムエタイスタイルで迎え撃つ展開を予想します」