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【K-1】木村“フィリップ”ミノルとMIKE JOEが一触即発!木村が突き飛ばしあわや乱闘に

2021/02/05 19:02
 2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K'FESTA.4 Day.2』の対戦カード発表記者会見が2月5日(金)都内にて行われた。  スーパーファイトのK-1スーパー・ウェルター級3分3R延長1Rで、K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)と第4代Bigbangスーパー・ウェルター級王者MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)の対戦が決定。  木村は長くK-1の主要選手として活躍し、2018年8月にはKrushウェルター級王座に君臨。2019年にはK-1の全大会に出場し、全試合KO勝利。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」を3試合連続KOで制し、悲願のK-1王座に就いた。12月の両国大会ではアビラル・ヒマラヤン・チーターに初回まさかのダウンを喫するも、2Rで逆転TKO勝ち。戦績は36勝(29KO)9敗1分で、現在10連続KO中。 JOEはアマチュアボクシングからキックボクシングに転向し、MMAにも挑戦した184cmの長身選手。2020年8月のKrushに初参戦すると、藤村大輔を相手に独特な柔らかい動きでパンチをかわし、右のストレート&フックをヒットさせての判定勝ち。しかし、12月の『スーパービッグバン』では神保克哉に判定で敗れている。  両者が登場し、ツーショットの撮影になると木村は自らフェイス・トゥ・フェイスを仕掛ける。JOEもこれに応じ、次第に両者の顔が近付き額と額を押し付け合う。これにイラっときたか木村が両手でJOEを突き飛ばし、怒ったJOEが向おうとしたところで両者をスタッフが抑えて引き離す騒ぎとなった。  最近の木村には珍しい乱闘寸前の行為。会見の席に着くと木村は「さっきのは相手にどうこう思っているのではなく、自分のコンディションの良さを出しただけです。相手のことは何とも思っていない。レベルが本当に違うと思うので、辱めをくらわすくらい実力差を見せてやろうと思いますね」とニヤリ。  JOEも落ち着きを取り戻した様子で「いいですね、スイッチが入った感じです。当日はいいパフォーマンスを見せたいと思います。アツくなってきました」とクールにコメントした。  当初1月24日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるはずだった『K'FESTA.4』に、木村は出場予定がなかったが、大会が3月にスライドされたことによって出場することになった。木村は「怪我も回復して凄い状態で練習もできています。ハードなトレーニングもしているし気持ちも上がっているし。ギラギラな感じで試合を楽しもうと思っています」と、現在は好調だと言う。  12月のアビラルに続き長身選手(木村は172cm)との対戦になったが「完璧な状態ならどっちも瞬殺なので、どっちも眼中なかったです。今は全体的にもう一個上のレベルになっている感じです」と余裕のコメント。  一方、ビッグチャンスを迎えたJOEは対戦が決まったことを「素直に嬉しかった。K-1には初参戦。いい舞台なのでしっかりアピールできたらと思います」とやる気を見せ、「自信はある。自信がなかったらこういうところには来ていない。早くやりたいですね。戦い方はいつも通り。リングに立った時の感覚で組み立てます。相手は素晴らしいファイターなので、いいパンチを持っているし、気を張って臨みたい」と、木村に対する恐れもなく試合が待ち遠しい様子。  それを聞いた木村は「絶対に勝たないといけない相手ですね。さっきのコメントを聞いて、普通に行くんだと思って。普通に行ったらすぐに終わっちゃうから、秘策を考えてきて欲しいですね」と笑顔で忠告した。  JOEは「もちろん中途半端な気持ちではぶつからないですよ」と、全てを懸けて木村にぶつかると返答した。
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