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2021年2月4日(木)19時から、RIZINが2021年開幕戦となる「RIZIN.27」の会見を行うことを発表した。榊原信行CEOが出席する同会見は、RIZINFFオフィシャルYouTubeチャンネルにて、一般公開される。
RIZINは、昨年大晦日に3月14日の東京ドーム大会を発表しているが、2月2日に政府が、10都府県を対象に3月7日まで「緊急事態宣言を1カ月延長する」と発表しており、イベントも「収容人員の50%か5千人の少ない方」と入場制限が続いている。
榊原信行CEOは、本誌『ゴング格闘技』3月号(NO.312)の取材に2021年の開幕戦の日程について、「3月14日の東京ドーム大会は、収容人員の50%までの入場可能が前提」と話し、「最大5千人」では「ドームでは完全にコスト割れ」のため、「まだどうなるか分からない」と悩める思いを吐露している。
【写真】ガイシホールでの前回大会は2016年4月7日の「RIZIN.1」。メインで現UFCのイリー・プロハースカが藤田和之を1R TKOに下している。
同時に榊原CEOは、3月後半に名古屋ガイシホールを押さえていることも明かしており、新型コロナウイルスの感染状況によっては、開幕戦が名古屋からスタートする可能性もある。会見では、「RIZIN.27」がいつどこで行われるのか、明らかとなる。また、流動的ながら、年間スケジュールも気になるところだ。
1月22日に発売された本誌で榊原CEOは、「3月、4月、5月と3カ月連続での大会開催を考えています。4月は横浜アリーナの可能性もあるでしょうし、ひょっとすると3月14日が延期になった場合は東京ドームの可能性もある。5月は大阪での開催を予定しています。そこまでは確実に予定を立てておいて、オリンピックのある・なしによって7月、9月、10月末か11月頭、それと年末。ここをある程度、会場を全国的に調整をしています。オリンピックのある・なし、コロナの状況がどうなるかによっても変化はありますけれども、最低でも年間7大会はやろうと思っています」と、展望を語っていた。
年間7大会の皮切りとなる「RIZIN.27」の発表に注目だ。