(左から)青野、村上、さくら、パク、大島、富松。にっせーと佐藤はリモートで参加した
2021年3月7日(日)東京・後楽園ホールで開催される『skyticket Presents DEEP JEWELS 32~アトム級GP 2021開幕戦~』の組み合わせ抽選会が、1月31日(日)20時から、YouTubeのDEEPチャンネルにて生配信された。
抽選会にはトーナメント出場が決まった下記8選手が参加。沖縄在住のにっせーと山口県在住の佐藤はリモートで参加した。
・富松恵美(パラエストラ松戸)※元DEEP JEWELSアトム級暫定王者
・大島沙緒里(AACC)※現DEEP女子ミクロ級王者
・パク・シウ(韓国/TEAM MAD)
・青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)
・さくら(フリー)
・村上彩(フリー)
・にっせー(フリー)※沖縄からリモート参加
・佐藤絵実(毛利道場)※山口からリモート参加
※当初発表された永尾音波(AACC)は怪我で欠場
組み合わせはまずじゃんけんで封筒を取る順番を決め、その順番で封筒を引き、封筒内の番号1~8番の順番でトーナメントの好きな枠を選ぶというもの。ただし、これは1回戦のみの組み合わせで準決勝は勝ち残った4名でシャッフルされる。
(写真)封筒を引く順番を決めるじゃんけん
封筒を引く順番は富松、村上、青野、さくら、大島、佐藤、にっせー、パクとなり、1番を引いたのはパク。第3試合の赤コーナーを選んだ。2番はにっせーとなったが、なんといきなり第3試合の青コーナーを指定。トーナメント優勝候補筆頭と目されるパクとの対決を自ら選んだ。
(写真)佐藤(左)とにっせーはリモートで参加
3番の村上は第2試合の赤コーナーを選び、4番のさくらはなんとその隣の第2試合青コーナーを選択。この時点で2試合が決定した。
(写真)運命を決める封筒を引く富松
そして5番の大島が大会セミファイナルとなる第4試合の赤コーナーを選ぶと、6番の富松はまたも大島の隣の第4試合青コーナーへ。この時点で全対戦カードが決定するという、トーナメント組み合わせ抽選会としては珍しい展開に。
(写真)パクvsにっせー、村上vsさくらが早々に決まり、悩んだ富松だが大島の隣へ
7番の青野は第1試合の赤コーナー、そして8番の佐藤は自動的に第1試合の青コーナーに収まった。これにより、トーナメント1回戦は青野vs佐藤、村上vsさくら、パクvsにっせー、大島vs富松に決定。各選手のコメントは以下の通り。
佐藤「せっかくチャンスをいただけたので、挑戦者の気持ちを持って後悔ないように戦いたいです。40歳の主婦の応援よろしくお願いします」
青野「デビュー戦で佐藤選手と対戦して負けたので、やっとリベンジできるのが嬉しいです。まずは3月の試合をしっかり勝ちます」
さくら「3月の試合で女子高生で試合をするのは最後なので、最後にふさわしい強くてアグレッシブな試合をしたいと思います」
村上「前回デビュー戦で勝利できたので、次も攻めの姿勢で勝ちたいと思います」
にっせー「一番強い人と戦いたいと思っていたので、パク・シウ選手と戦えてよかったです」
パク「今まで日本ではグラップラーとばかり試合をしてきました。私もにっせー選手とやりたいと思っていました。ストライカー同士なので面白い試合になると思います」
富松「若者ばかり出ていて不安でしたが、佐藤さんが40歳と聞いて心強かったです。出るのは迷ったんですが、今までやってきた技術をもっと出したいと思ったのと、暫定王者になっているのがずっとネックだったので、正規王者になって堂々とDEEP JEWELSの王者だぞと名乗りたいです。DEEPのベルトを持っている大島選手の強さを体感したくて選びました。チャンピオンを倒すつもりでいきます」
大島「まさか初戦で富松さんと試合をするとは予想していませんでした。する以上はしっかり準備して戦います」
今大会では1回戦4試合が行われ、5月に準決勝・決勝戦がワンデーで行われる。試合は全て5分2R。優勝賞金は100万円で準優勝は50万円か30万円で調整中。