【KNOCK OUT】小泉竜欠場で松倉信太郎vs渡慶次幸平に変更「この異種格闘技戦で渡慶次の価値を上げて今年の年収を倍にします」

　2021年3月13日（土）東京・後楽園ホール『KNOCK OUT～The REBORN～』の対戦カードが一部変更となった。 　4選手参加の「KNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメント」の出場選手が変更となった。 （写真）小泉（右）の負傷欠場が決まった　当初、トーナメント準決勝（1回戦）で松倉信太郎(TRY HARD GYM)との対戦が発表されていた小泉竜(池袋BLUE DOG GYM)が、練習中に負傷「左足内側靭帯断裂、全治6カ月」と診断されたため、今大会を欠場することとなった。 　これを受け、代替選手をKNOCK OUT実行委員会が選考した結果、渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が名乗りを上げ、対戦相手の松倉サイドも了承したため、準決勝は松倉vs渡慶次となった。 　このトーナメントに並々ならぬ意欲を燃やしている松倉は「まずは怪我で欠場してしまった小泉選手には早い回復を願っています。試合は1人では出来ないし対戦相手があってのものなので、小泉選手に代わって僕と戦う事を決めてくれた渡慶次選手には心から感謝しています。そして前から僕と戦いたいと言ってくれていたので、ここで戦えることになって素直に嬉しいです」とコメント。 　渡慶次は昨年9月の記者会見で「松倉君が相手がいない、誰でも倒せるとTwitterでボヤいていたので、その攻撃を全部受けて倒してやったら盛り上がると思っていて、年末のRIZINに出れたらと思っています」と、松倉との対戦をアピールしていた。 　松倉は「攻撃力、テクニックがあり、体の強いタフな強い選手なので、緊張感のある試合を皆様にお見せ出来るのかなと思っています」と渡慶次を評し、「対戦相手は変わりましたが、やること、やりたいことは何一つ変わらないし、僕が始めたトーナメント、僕がしっかり盛り上げて獲ります。僕を見てて下さい！」と意気込んでいる。 　一方、渡慶次は「RIZINでも活躍する松倉選手と試合したいと昨年から名前を出してたので、それが『KNOCK OUT』の舞台で実現するのは凄く楽しみです」と対戦の実現を喜び、「前回の試合も見ましたが、キックボクサーとして僕より完成度が高いのは明らかです。なので僕はキックボクサーではなく、グローブして頭突きもしないですがラウェイファイターとして、狂戦士として戦います」と宣言。 　急遽参加となったトーナメントについては、「準決勝って意識は全く無くて、トーナメントなんか正直どうでもいいです。この異種格闘技戦で渡慶次の価値を上げて今年の年収を倍にします。僕は168cmなんですけれど、そういう小さいやつがデカイ人をなぎ倒すのが盛り上がるのは間違いないので、KIDさんやマーク・ハントみたく戦います。やりますよ、俺は」と、この一戦に全てを懸けて番狂わせを起こすと話した。