MMA
レポート

【UFC】日本帰りのヴィヴィアニとロクサンが大熱闘、PANCRASE女王のヴィヴィアニが競り勝つ。キエーザがマグニーに判定勝ち。ハビブの従弟ウマルが失神チョーク勝ち=UFC PLAYBACK

2021/01/25 22:01

▼フライ級 5分3R 
○マット・シュネル(米国)126lbs/57.15kg
[判定2-1] ※28-29, 29-28, 29-28
×タイソン・ナム(米国)126lbs/57.15kg

◆シュネル「相手が1回打ってきたら3回打ち返す」

「主導権を握っていた感触はあった。もしタイソンが勝者だったら、かなり気持ちがやられていたかもね。このゲームは時々こういうことがある。キツかったかもしれないけど、まあでも大丈夫。結局は俺が勝ったしね。自分にスピードのアドバンテージがあることは分かっていた。相手が1回打ってきたら3回打ち返す、それがいつものゲームプランだ。良い一発を食らわないように、ちょっとしたことをいろいろとやっていた。

 向こうの攻撃はほとんど当たっていない。ちょこっと擦る程度だ。あまり攻められた気はしていないけど、強打はあったし、それが凄かったのは間違いない。それは否定できないよ。間違いなく強打を持っている。距離を取り続けて向こうの右を食らわないようにしていたから、あいつも俺に腰を向けられなかった。こっちだって良いショットをお見舞いしてやったしな。

 試合に出るのは1年以上ぶりだ。問題はなかったけど、いくらか勢いをつけていきたい。この階級に俺の存在感はあるはずだ。タイソンはこれにすべての勢いをつなげていた。予想屋にどっちを選んでいたか聞くといい。きっと全員がタイソン・ナムだったはず。それは責められない。前回の試合を見て良いかどうか見るんだろうからね。俺は前回にL(負け)がついたし、タイソンは対戦相手を完全に打ちのめしていた。理解はしている。

 でも、俺が世界でトップの1人であることは間違いないぜ。15分間集中すれば、2本足で立つヤツなら誰でも打ち負かせる。面白い試合がしたいんだ。タイソン・ナムとの試合も面白くなるだろうと思っていた。今日は割とコンサバにいったし、自分のジャブに頼りながら相手を上回ろうとした。この先、いくつかワクワクするようなマッチアップが控えていると思うよ」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア