2020年8月のぱんちゃん戦では「女子でもあんなに凄い身体を作ることができるのか」と関係者をどよめかせたMISAKI
2021年2月7日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.1』の追加対戦カードが発表された。
SB日本女子ミニマム級1位・MISAKI(TEAM FOREST)が、2019年7月の『Girls S-cup』以来となるホームリング出場が決定。ミネルヴァ・アトム級4位の祥子JSK(治政館)と対戦する。
MISAKIはシュートボクシングの女子トップ選手で、2016年3月にプロデビュー、“猪突猛進女子”の異名通り、最初から最後までガムシャラに攻め続ける驚異のスタミナを武器に勝ち続け、2017年12月に無敗の女子高生・寺山日葵を破ってJ-GIRLSミニフライ級王座に就いた。同年7月のGirls S-cup -48kg世界トーナメントでは3位に。同年12月に寺山とのリマッチでJ-GIRLS王座を失い、2019年7月のSB日本女子ミニマム級王座決定トーナメント決勝戦で女神にまさかのTKO負けを喫し、負傷から長期欠場へ。
再起戦となった2020年8月には『REBELS』のリングでぱんちゃん璃奈とREBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦を争うも判定負け。10月の「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」にリザーブマッチで出場するはずだったが、頚部リンパ節炎に罹り診断の結果ドクターストップとなった。
これまでのスタイル改善を図ったMISAKIは昨年の年末にはシーザージムに出稽古修行に励み、進化したスタイルで再起を狙う。自身のSNSでは「久しぶりの試合で飢えに飢えてます。2021年 1発目シュートボクシングの華となれるように頑張りまくります」「めちゃくちゃ強くなってるので楽しみにしていて欲しいです」と、再起戦へ向けて意気込んでいる。
対する祥子は、二児の母でキックボクシングジム「JSK KICKBOXING GYM」の代表の顔も持つキックボクサー。様々な団体で戦績を重ね、ぱんちゃんとの2度に亘る激闘やこれまでに2度タイトルマッチの経験もある。1月17日のRISEで判定勝利し、短いスパンでの試合となるが、打倒MISAKIに燃えSBからのオファーも二つ返事で受けたという。
また、山田ツインズの兄・彪太朗(シーザージム)が参戦、工藤卓也(SHINE沖縄)と対戦する。彪太朗はシーザージムのホープで4戦3勝(1KO)1無効試合の戦績を持つ。前戦となった昨年11月の田渕神太戦では偶発性のバッティングでノーコンテストに。対する工藤は4勝2敗(1KO)の戦績を持つ。
そして、SB日本ウェルター級(67.5kg)で同級4位・村田義光(シーザージム)とSB日本スーパーライト級5位イモト(グラップリングシュートボクサーズ)の対戦も決定した。