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【ONE】青木真也がライト級転向のジェイムス・ナカシマと対戦=1月22日(金)シンガポール

2021/01/07 17:01
【ONE】青木真也がライト級転向のジェイムス・ナカシマと対戦=1月22日(金)シンガポール

(C)ONE Championship

 2021年1月22日(金)に、シンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE Championship「ONE: UNBREAKABLE」にて、青木真也(日本・37)vs. ジェイムス・ナカシマ(米国・32)のONEライト級(※77.1kg)戦が決定した。

▼ONEライト級 5分3R
青木真也 (日本)4位 
ジェイムス・ナカシマ(米国)

 青木のONEウェルター級(※83.9kg)ファイターとの対戦は2017年11月のベン・アスクレン戦以来。当時は青木がウェルター級に挑戦し、「ONE世界ウェルター級選手権試合」としてアスクレンと対戦も1R TKO負けを喫した。

 しかし、その後、青木はONEライト級(※77.1kg)でラスール・ラキャエフ、シャノン・ウィラチャイ、イブ・タン、そして2019年3月のエドゥアルド・フォラヤンとの再戦での一本勝ちを含む4連勝でライト級王座を奪還。


(C)SUSUMU NAGAO

 2カ月後にクリスチャン・リーに敗れベルトを手放したものの、2019年10月にホノリオ・バナリオにダースチョークで一本勝ち。2020年4月の「Road to ONE:2nd」では、世羅智茂とのグラップリングマッチにも臨み(時間切れ・判定無しドロー)、2020年9月の『ROAD to ONE 3rd:TOKYO FIGHT NIGHT』で江藤公洋に判定勝利している。

 今回は青木にとって4カ月ぶりのMMAで、日本大会以外の試合はリー戦以来、1年8カ月ぶり。このコロナ禍のなか、10日間の隔離期間を経てシンガポールで戦うことになる。

 対するナカシマはMMA12勝1敗。米国在住の父が日本人一家の養子として育ったため、日本姓を持つファイター。

 全米短期大学体育協会(NJCAA)のレスリング全国王者に輝き、2015年にMMAデビュー。LFAでは二階級制覇を成し遂げ、ONE初戦ではロシアのライモンド・マゴメダリエフ(MMA7勝1敗※唯一の黒星がナカシマ戦)に判定勝ち、2戦目では阿部大治をKOに下しているルイス・サッポにTKO勝ち。

 さらに2019年8月には、元UFCファイターの岡見勇信と対戦し、ダウンを奪う判定勝利で、ONE3連勝をマークした。2020年11月には12連勝の戦績を引っ提げ「ONE世界ウェルター級選手権試合」として、王者キャムラン・アバゾフに挑戦。中盤に粘り強いテイクダウンを奪うも、4Rにヒザ蹴り&アッパーを受けてTKO負けし、ウェルター級王座戴冠はならなかった。

 今回は階級を下げてのONEライト級(※77.1kg)転向初戦となる。ライト級4位の青木を下し、一気に上位戦線進出を狙う。

 MMAの「ユニファイド・ルール」では、ライト級は70.3kg、ウェルター級は77.1kgが上限となる。ONEの場合は体重チェックのみならず尿比重チェックも導入しているため、減量時の「水抜き禁止」の上で、ライト級は77.1kgが上限となっている。

 ナカシマはRFA、LFA時代も含め、一貫してウェルター級を主戦場としており、ウェルター級の中では大柄ではない。「水抜き禁止」のONEライト級=77.1kgでどんな動きを見せるか。

 ナカシマは、ホイス・グレイシーの黒帯ジョン・クラウチ率いるMMA Lab所属。レスリングベースに加え、ベンソン・ヘンダーソンらとの練習で鍛えた強力な組み技を武器とし、岡見を極めかけたハイエルボーギロチン、パスガード、マウント&パウンドなどの寝技に加え、ミラノではジョルジオ・ペトロシアンから打撃を学び、力強いワンツーの左で岡見からダウンも奪っている。

 組み技を軸にする同じサウスポー構えの青木にとって、タフな相手となるが、青木は試合決定に「幸せな時間が来る」と投稿。1月6日には「今日も良い稽古をする。それ以上のことはないのだ。何事も日々の積み重ねが大事なところが『平等』だぜ。才能や素材はあれど積み上げが大切であればそれだけで平等だ!」と、日々の練習を積み上げていることを語っている。

 大会の模様は、ONE公式アプリ「ONE Super App」やABEMAを含め150カ国以上にライブ配信される予

ONE: UNBREAKABLE

1月22日(金)シンガポール・インドアスタジアム

▼ONEバンタム級キックボクシング世界選手権試合
アラヴァディ・ラマザノフ (現世界王者)
カピタン・ペッティンディーアカデミー (2位)

▼ONEライト級キックボクシング世界選手権試合
レギン・アーセル (現世界王者)
ムスタファ・ハイダ (2位)

▼ONEライト級 MMA
青木真也 (4位)
ジェイムス・ナカシマ

▼ONEウェルター級 MMA
ゼバスチャン・カデスタム
ザキムラッド・アブデュラエフ

▼ONE女子アトム級 MMA
メン・ボー (2位)
サマラ・サントス

▼ONEストロー級 MMA
ハシガトゥ
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