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インタビュー

【K-1】京太郎の挑発に「舐めているのも今のうちだぞ」と実方宏介「試合をやるうえでリスペクトはない」

2021/01/05 17:01
 2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されるK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.4』。ボクシングからK-1へ復帰する京太郎(チーム京太郎)との対戦が決まったBigbangヘビー級王者・実方宏介(真樹ジムAICHI)のインタビューが主催者を通じて届いた。  実方はBigbangを主戦場とし、2019年12月にBigbangヘビー級王座を獲得。2020年2月には『RIZIN』に出場し、キックルールでMMAファイターでもある酒井リョウに初回KO勝ちしている。今年11月の『Super Bigbang』では達磨石川を1Rわずか31秒、KO勝ちを収めた。戦績は12勝(9KO)7敗。 K-1ルールでもムエタイで勝ちます ――実方選手は今回がK-1初参戦になります。これまでの格闘技歴から教えてもらえますか? 「父親がジムを経営していて、小学校から格闘技を始めました。2~3年ほど格闘技から離れた時期もありましたが、基本的にはずっと格闘技をやっていますね」 ――格闘技以外のスポーツをやったことはあるのですか? 「そうですね。スポーツ・運動は他にもいろいろとやっていて、球技は何でもいけますし、普通の人よりも運動はできると思います」 ――実方選手は自分をどんなファイトスタイルの選手だと思っていますか? 「ヘビー級には色々なタイプの選手がいますが、うちのジムはムエタイ系なので、僕も基本的にはムエタイスタイルです。ムエタイ特有の左ミドルを使いながら試合を組み立てていくタイプで、そこは他のヘビー級の選手とは違うんじゃないかなと思います」 ――確かにヘビー級=パンチというイメージが強く、ムエタイスタイルで蹴り主体の選手は少ないと思います。 「僕自身、ムエタイを一番のモットーにしているので、K-1ルールでもムエタイで勝ちます。もちろんそれは消極的に戦うということではなく、左ミドルを蹴りながら対戦相手の出方を見ながらアグレッシブに戦うということです。ただパンチで打ち合うのではなく、パンチと蹴りを駆使して戦うのが僕のスタイルなので、そこはみなさん楽しみにしていて欲しいです」 ――対戦相手の京太郎選手は元K-1ヘビー級王者で、プロボクシングから復帰を果たす選手です。どんな試合をイメージしていますか? 「相手が相手だし、K-1ルールでの実績は向こうの方が全然上だと思います。でも僕は相手のペースには持って行かせず、自分のペースを作れば勝てるんじゃないかと思ってます。京太郎選手は会見で『蹴らない』とか言ってましたけど、SNSではローキックも練習してたんで、蹴ってくるんだったら蹴って来いって感じです。そっちが蹴る前に僕が蹴り倒すんで覚悟しておけ、と。僕の蹴りをかわしたり、カットできるように頑張ってください」 ――京太郎選手はプロボクシングで活躍していてK-1から離れていた時期が長いので、対策が立てづらいのではないですか? 「確かにK-1ルールの試合映像が10年前のものくらいしかないので、難しい部分はあります。でも僕は京太郎選手がボクシングをやっている間に、ずっとキックルールをやっていたので、そこは自信になっています」 ――ずばり元ボクサーの京太郎選手を蹴り倒しますか? 「ずっと蹴り続けてもいいし、最後はパンチで倒すのもいいかな、と。京太郎選手の弱点と癖を突いて戦うつもりですし、僕はK-1のリングでムエタイのテクニックを見せます」 ――記者会見では京太郎選手が実方選手のお面をかぶってきたり挑発的な言動もありましたが、どう思っていましたか? 「正直、腹が立ちしたね。あれだけ馬鹿にされたんで。まあ自分がK-1初参戦で、名前がある京太郎選手がああやって自分の名前を売ってくれたことには“ありがとう”って感じですけど、舐めているのも今のうちだぞと思います」 ――それでは最後にファンのみなさんへのメッセージをお願いします。 「K-1ファンの方々は僕のことを知らないと思うので、今大会で京太郎選手を倒して、僕がK-1ヘビー級を盛り上げていくよう頑張ります。SNS上では9割がた実方不利と言われていますが、1%でも僕の勝ちを信じてくれている人がいるなら、その人たちを裏切りたくないし、勝つイメージはできています。会見で散々おちょくられたんで、試合をやるうえでリスペクトはないし、胸を借りるつもりもない。ただただ僕が京太郎選手を蹴り倒します」
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