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【Krush】新鋭に敗れ崖っぷちの晃貴がK-1甲子園王者と対戦、野田は「今の自分なら1R1分ぐらいで倒せる」

2020/12/23 16:12
【Krush】新鋭に敗れ崖っぷちの晃貴がK-1甲子園王者と対戦、野田は「今の自分なら1R1分ぐらいで倒せる」

結果を出せない状態が続いている晃貴(左)に新鋭の野田が挑む

 2021年2月27日(土)東京・後楽園ホール『Krush.122』の記者会見が12月22日(火)都内にて行われ、対戦カード第一弾が発表された。

 スーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、第4代Krushバンタム級王者・晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がK-1甲子園2020 -55kg王者・野田蒼(月心会チーム侍)と対戦する。


 晃貴は現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊と同じ鳥取県出身で、鳥取時代も同じジムにいた弟分。2019年1月の王座決定戦で萩原秀斗を延長戦の末に下し、第4代Krushバンタム級王座に就いた。2019年11月の2度目の防衛戦で佐々木洵樹に敗れて王座を失い、今年3月に新鋭の吉岡ビギンにも敗れ、7月のKrushで黒田斗真に延長戦の末に判定勝ちするも11月のK-1福岡大会では新鋭の壬生狼一輝に判定2-1で敗れるなど波に乗り切れていない。戦績は8勝(2KO)7敗。


 野田はK-1とKrushで活躍するTETSUの弟で、まだ17歳。黒田斗真とは1敗1分、11月のK-1福岡大会では紫苑を判定で破り、プロ戦績を3勝1敗1分とした。

「今回の試合が決まって、相手の名前を聞いてビックリしました。元チャンピオンを相手に1Rから倒せたらいいなと思います。今まで僕はK-1の舞台で勝っていなくて、前回は勝ちに徹した試合で面白くない試合をしていました。今回は元王者が相手なので、練習通り楽しんで1Rからぶっ飛ばしていきたいと思います」と、元王者とのいきなりの対決に瞳を輝かせる野田。

「僕がデビューする前からタイトルマッチをしている選手で、僕がK-1デビューする前もチャンピオンとして防衛戦をしているのを見ていて、デビューする時からいつか倒したろと思っていました。今の自分なら1R1分ぐらいで倒せるかなと。楽に試合をしてすぐに上に上がったろと思います」と、大胆不敵なコメント。


 晃貴は「自分は最近いい結果を残せていないので、しっかり倒せるように気合いが入っています。野田選手はいい結果を残していて強い選手ですが、自分がしっかり勝って強いことを証明します」と、ここで負けられないと意気込む。


 野田は「昔から見ていましたが、いろいろなことができるというよりはずっとワンパターン。でもワンパターンを貫き通してチャンピオンになっているので攻略はしやすいのかなと。前回はどっちが勝ってもおかしくない試合でした。その試合は20回ぐらい見ましたが、普通に強かったです」と、晃貴をかなり研究している様子。

 晃貴自身は壬生狼に不覚をとった試合を「詰めるところをしっかり詰めきらなかったのでいろいろと反省点はありますが、今はそこを修正しているので次の試合は必ず勝ちます」と、敗北を糧にしているとした。


 2021年の展望を聞かれると野田は「晃貴選手は今年は負けが多かったのですが、ほとんどが接戦でした。気持ちが折れず前に出ていて面白い試合ばかりだったので、打たれ強く気持ちの強い晃貴選手を倒してもっと格上の選手を食っていこうと思います」と、この試合をステップにしたいとする。

 晃貴も「今年はいい試合ができていないですし、練習してきたことも出せていなかったので、来年はしっかり練習してきたことを出していい結果を残します。KOで勝ちます」と、この試合で勝って復活の弾みにしたいと語った。

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