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2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」にて、元谷友貴(フリー)とバンタム級(61.0kg契約・ヒジ有り)で対戦する井上直樹(Serra Longo Fight Team)が21日、都内ジムにて公開練習&囲み取材に応じた。
練習仲間でもある佐々木憂流迦、倉本一真とともに公開練習に臨んだ井上はサウスポー構えから、2分1Rのキックボクシングのミット打ちを披露した。
元UFCファイターの井上は、2020年2月のRIZINデビュー戦でプロボクシングでも2戦2勝の強豪トレント・ガーダムに判定勝利。8月には渡部修斗にリアネイキドチョークで一本勝ちしている。
対する元谷は、バンタム級四天王の一人。11月のDEEPで当時7連勝中だった米山千隼を1R 腕十字で極めるなど、3連勝中だ。
大晦日大会の王座戦の2試合に次ぐワールドクラスの注目カードといえる大一番に向けて井上は、11月の「那須川天心挑戦者決定トーナメント」優勝の志朗(BeWELLキックボクシングジム)と練習を積んでいることを明かし、「打撃は(元谷に)勝っていると感じる」と話し、「次の試合で必ず勝って、タイトルに挑戦したい」と、意気込みを語った。
あそこまで米山選手が圧倒されるとは思っていなかった
──井上選手、試合を控えての現在の心境はいかがでしょうか?
「凄い調子が良い感じで練習ができていて、新しく始めた練習も自分に合っているなと感じていて、今はすごく調子が良い感じです」
──井上選手が元谷選手に勝っているとご自身で思う点を教えて下さい。
「打撃は勝っていると感じていますね。そこで戦って行けたらいいんですけど、もちろん打撃も寝技も両選手出来ると言われているので、そのどちらでも負けないようにしたいと思います」
──『ゴング格闘技』から質問です。打撃の調子が良いとおっしゃっていましたが、BeWELLキックボクシングジムの志朗選手と一緒に練習していると聞きました。どんな影響がありましたか。
「志朗選手はキックの選手で凄い上手いんですけど、スパーリングをやっていて、だんだん自分が成長してきているのを感じているので、打撃の調子は凄い上がってきているなと感じています」
──BeWELLでの出稽古のほか、練習環境を教えて下さい。
「メインは横浜のSONIC SQUADで練習して、あと水垣偉弥さんのパーソナルトレーニング、ニック永末さんのフィジカルトレーニング、ストレッチは横浜のラクネスに行っています」
──ニックさんとは今回、初めて組んだ形でしょうか。
「はい。那須川天心選手や数多くの選手を教えている永末トレーナーとは、打撃を強化するためのフィジカルトレーニングをしてきました。そこですごく多くのことを学べたかなと思っています」
──対戦相手の元谷選手は、11月に7連勝中だった米山千隼選手を相手に1Rに一本勝ちしていますが、どのように捉えていますか。
「いやぁ、あそこまで米山選手が圧倒されるとは思っていませんでした。一緒に練習もしたこともあったので驚きましたね」
──元谷選手の四つ組の強さを感じますが、組むまでの打撃では、井上選手のほうがリーチが長いと思います。打撃のリーチ差含め、いい組み手で組み付かせない自信もありますか。
「打撃でも全然、自信がありますし、四つ組みからの練習もしているので、どちらでも自信はあります」
──井上選手はバックからのチョークを得意としますが、元谷選手のギロチンチョークはどのように捉えていますか。
「そこはもうギロチンで組まれないように、相手の得意なところに持っていかれないように気をつけていきたいと思います」
──3人とも階級が同じなので、いずれ戦うかもしれないのですが、バンタム級での目標と、今後、戦いたい相手がいれば教えて下さい。
「まずは次の試合で勝つことが大きい所ですが、タイトルにも挑戦したいと思っています。今回は必ず勝ちに行く気持ちで挑みたいです」
──『ゴング格闘技』からは以上です。
──(オフィシャルから)最後にファンへメッセージをお願いします。
「大晦日、長い時間いると思いますが、最後までぜひ御覧ください!」