MMA
インタビュー

【RIZIN】アゴ2カ所骨折から復帰戦の佐々木憂流迦、フィジカル強化に自信「五味さんとの練習はキツかった」

2020/12/22 12:12
 2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」にて、瀧澤謙太(フリー)と、バンタム級(61.0kg契約・5分3R・ヒジ打ちあり)で対戦する佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム)が21日、都内ジムにて公開練習&囲み取材に応じた。  練習仲間でもある井上直樹、倉本一真とともに公開練習に臨んだ佐々木は、2分1Rのボクシングのミット打ちを披露後、手術から1年2カ月ぶりの復帰戦への思いを語った。  2019年10月の『RIZIN.19』大阪大会で、朝倉海(トライフォース赤坂)に1R 0分54秒 TKO負けし、アゴを2箇所骨折し手術を行った佐々木は、吸収性のプレートをアゴに埋め込んだまま、回復に臨んだことを明かした。  療養期間中は、「練習が出来なくてナーバスになり、凄くもどかしくてイライラする時期もあったんですが、『リングでまた見たい』と背中を押すような言葉をいっぱい貰って、凄く助けになりました」とファンからの応援が力になったという。  今回の試合に向け日本に拠点を移し、MMAファイターになるきっかけとなった五味隆典とも練習。「ほんとうにキツい」トレーニングをこなし、フィジカルが「こんなに強かったっけ?」というほど変化した。  対戦相手は、RIZINで金太郎と激闘の末に勝利し、四天王の扇久保博正に判定負け、大晦日にRIZIN3連戦と勢いのある瀧澤謙太だ。グラップリングを主な武器とする佐々木にとっては、復帰戦で怖いストライカーが用意されたが、佐々木は恐怖はない、と言う。 「自分が負けてる石渡伸太郎選手、朝倉海選手には必ずリベンジしたい。そして、RIZINに来た目的、堀口恭司選手とやりたいというのは、ずっと変わらない。だから、勝って、2021年にバンタム級のグランプリを開催してもらいたい」──佐々木憂流迦の復活はなるか。 五味さんとの練習はキツい。いつも何を練習するか聞かされていなくて…… ──試合を控えての現在の心境はいかがでしょうか? 「思ってたよりも落ち着いていると言うか、1年ちょっと振りなのでもっとソワソワするかとか不安になるかと思っていましたが、前と変わらずという感があります」 ──復帰戦となりますが、1年前の憂流迦選手から変化した点を教えて下さい。 「完全にフィジカル面は強くなったと思っています。格闘技をやれなかった時期が長かったんで。身体を徹底的に鍛えたので、そこの部分はかなり強化されたと思います」 ──『ゴング格闘技』から質問です。「フィジカル面が強くなった」とのことでしたが、今回は日本での調整が主だったかと思います。どこでどんな練習をしてきましたか。 「Me, Weに来ていただいているトレーナーさんとフィジカル強化してきました。数値でも変わっていますし、スパーリングをしてみた感覚、フィーリングも『こんなに強かったっけ?』というくらい変わったと思います。ほかにもSONIC SQUAD、あとは五味隆典さんのところ(東林間ラスカルジム)、打撃は久保優太さんのジム(PURGE TOKYO)に行っています」 ──日本でも環境を整えていますね。五味選手との練習はどのような内容なのでしょうか。 「キツかったっすね……(苦笑)」 ──それはグレコローマンのレスリングを延々と行うとか……。 「いえ、いつも何を練習するか聞かされていなくて、ジム行って『今日、これだから』と言われる感じです」 ──木口式トレーニングということですね。 「ハハハ、そうなりますね。でもほんとうにキツいです」 ──今回の試合は、2019年10月の朝倉海戦以来、1年2カ月ぶりの復帰戦です。アゴの2カ所の骨折の手術を経て、プレートは入ったままですか? 「入ったままですね。吸収性のプレートが入っているので、もう取り外ししなくて大丈夫ということです」 ──対戦相手の瀧澤選手は、11月の試合でバンタム級四天王の一人である扇久保博正選手とも対戦しましたが、あの強い打撃をどうとらえていますか。 「もう結構、ある程度イメージは出来ていて、試合展開もイメージがかなり固まって来ていますが、あとは触ってみて、どれだけ打撃と組みが強いのかというところだと思います」 ──テイクダウンでは相手の得意なヒザ蹴りもあると思うのですが、その辺りについてはどう感じていますか。 「いや、そんなでもないかなと自分の中では思っています」 GPが開催されたら練習仲間とも戦う「ファイターだから当たったら絶対、サッカーボール蹴ってきますよ」 ──3人とも階級が同じなので、いずれ戦うかもしれないのですが、バンタム級での目標と、今後、戦いたい相手がいれば教えて下さい。 「戦いたい相手は、自分が負けてる2人(石渡伸太郎、朝倉海)です。2人にはリベンジしたいので必ずやりたいと思っています。あとRIZINに来た目的、堀口恭司選手とやりたいというのは、ずっと変わらず思っています」 ──そのためにはバンタム級のグランプリを開催して欲しいと思いますか。 「あります! もちろん、もちろん!」 ──そうなったら隣にいる2人とはどうしますか? 「でもファイターだから当たったら……絶対、サッカーボール蹴ってきますよ!(笑)」 ──『ゴング格闘技』からの質問は以上です。 ──(オフィシャルから)最後にファンへメッセージをお願いします。 「1年ちょい振りに帰ってくることが出来ました。ほんとうにファンの人たちの声があってリングに立つことが出来るので、試合までしっかり準備して盛り上げるので、応援の程よろしくお願いいたします」 ──「ファンの方の声があってリングに立てる」と仰っいましたが、復帰を目指すなかでそう実感したことがあったのでしょうか。 「アゴの骨を折った時に、結構いただいたのが『自分も辛いことがあった』と具体的な内容を貰ったりして、自分の怪我なんて人生でみたら大したことないじゃんって気持ちになれました。あと、練習が出来なくてナーバスになり、凄くもどかしくてイライラする時期もあったんですが、『リングでまた見たい』と背中を押すような言葉をいっぱい貰って、凄く助けになりました」
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