【DEEP JEWELS】プロデビュー戦一本勝ちのケイト・ロータス「女子格、盛り上げるで！」

熊谷の顔面に鉄槌を振り落とすケイト。パウンドが得意だという

　2020年12月19日（土）東京・新宿FACEにて開催された『skyticket Presents DEEP JEWELS 31』で、熊谷麻理奈（WSRフェアテックス札幌）に1R4分33秒、腕十字で一本勝ちしてプロデビュー戦を勝利で飾ったケイト・ロータス（KING GYM KOBE）。

　14日（月）には自身のInstagramを更新し、熊谷に鉄槌を振り落としている写真と共に「今回プロとしてやっていいと言ってくれた佐伯社長、対戦してくれた熊谷麻理奈選手、本当に有難うございました。私ひとりではまだまだ強くないです。沢山の方のサポート、応援があったからこそ掴めた勝利だと思っています。皆さま本当に本当に有難うございます！」と、関係者やファンへのお礼を投稿。

　さらに「まだまだスタートラインに立ったばかり。実力主義のこの世界でこれから色んなことが待ち構えてると思いますが、選手としても人しても努力を惜しまず必ず成長して強く逞しくなりますので、今後も応援の方宜しくお願い致します」と、気を引き締めての意気込みを綴った。

　リング上で「DEEP JEWELSフライ級のベルトを獲りたい」とアピールしていたケイト。

　試合後に聞くと「最短でベルトに行けるほど簡単ではないと分かっているので、もっと練習して年明けからはフィジカル面ももっと強くしようと、パーソナルトレーニングにも通う予定なので、お客さんがもっと楽しんでくれる試合をしたいと思います。強い相手とやっていきたいですし、もっと動けるようになりたいので、試合をして経験値を積みたい」と継続参戦を希望。

　さらに、大晦日については、「最終的にはRIZINのベルトを狙っているんですけど、一気にそこと言うよりも、もちろん最短で駆け上がりたい気持ちはありますが、今回のパク・シウ選手、伊澤星花選手の試合を見ていると、私はまだ技術面が追いついていない。しっかりと手順を踏んで誰が見ても“ケイトは強い”と言っていただけるようにしたいので、今は大晦日に出たい、というのはないです。そんなおこがましいことは言えません。来年3月か4月に試合が決まれば、しっかり勝つ、魅せる。もっとファンの方も増やしたいし、応援してくれる人たちに恩返しできるように“ケイト・ロータス”としても成長していきたいです」と、謙虚に抱負を語っている。