9月の「RIZIN.24」で富松恵美に判定勝利し、「あと2、3試合でこのリングから降りようかなと思っています」と語っていたRENA。(C)RIZIN FF
2020年12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.26」の記者会見が21日(月)都内で行われ、会見後、榊原信行CEOが囲み取材に応じた。
この日、五味隆典(東林間ラスカルジム)と皇治(TEAM ONE)によるRIZINスタンディングバウト特別ルールのエキシビションマッチのほか、那須川天心の出場を発表した榊原CEOは、会見後「那須川天心のカード以外に、追加のカードはもうあと一つ二つくすぶっているカードがあるので、ここ1日2日で決める」と追加カードについて語った。
また、「あとはフジテレビさんとどういう放送枠で、どういうラインナップで、何試合生放送にするのか。当初思っていたよりも大会自体を早く終わらせなくてはいけないので」と、大晦日から元旦にかけての鉄道の終夜運転の取り止めにより、イベント終了予定時間を22時半とすること、カウントダウン等の試合後のイベントも行わないことを発表している。
現在、13カードが発表済みで、那須川天心のカードが決まれば14試合。残り1、2試合となれば、最大15試合となる。
そんななかで榊原CEOは、「(出場を予定していた選手として)RENA選手の名前も出していましたけど、RENA選手の出場は無くなりました。彼女も最終的に引退に向けてのカウントダウンに入っていくなかで、外国勢が入って来れないというところで、戦いたい相手も含めて、最終的に国内での対戦相手等で、この選手はというマッチアップは出来なかった。今回は致し方ないところではあります」と、RENAの出場を断念したことを明かした。
同時に、「若い人たち、次の世代を作り出していく舞台にしたい。いろんなテーマをファンに提示していきたいので、未来を感じていただけるようなカードは組みたいなと思っています。いま数試合のなかで考えているのは、女子格闘技の未来を担うような、実力的にはまだちょっと場違いじゃないの? と思われてしまうかもしれませんが、その子たちがその経験を活かしてこの数年後、浅倉カンナがそうだったように、意識を持って引っ張っていくような舞台になればいいなと」と、新世代の女子ファイターの登用も示唆した。