新しい環境で強くなっていることが確信できたという芦澤
2020年12月13日(日)東京・両国国技館で開催された『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の第8試合で、島野浩太朗(菅原道場)に2R3分00秒、レフェリーストップによるTKO勝ちでK-1復帰戦を勝利で終えた芦澤竜誠(PURGE TOKYO)が試合後、インタビューに答えた。
「まあ、思った通り。あと久保選手とかみんなが2RでKOと言っていた通り。やってきたことが間違ってなかったと思っています。トレーナーを信じているので。自分を信じた結果ですね、今回は」と勝利に上機嫌の芦澤。
「島野選手だったからああいう試合になったと思っているので、島野選手には本当に感謝しかないですね。島野選手も気持ちが強かったですけれど、俺は今回の相手は相手じゃないと思っていたので、自分だと思っていたので。ダウンを取られて逆転負けしそうになりましたけれど、あの時に思ったんですよ。あ、これで行かなかったら、前に出なかったら俺は今までやってきたことが全部無駄になると思って。ふざけんじゃねえって気持ちで前に出たんですよ。それが結果につながったので。だからやる前から言ったじゃないですか。相手じゃないんですよ、自分なんですよ、俺の敵はって。今回見せられたので、これで俺が天狗になるかと思いきや、もっともっと練習するので。もっと上を目指すので。注目してくださいって言わなくても注目するっすよね、勝手に」と、自分に勝つことができたのが勝因だとする。
新しい環境で学んだことは「全部セコンドの指示を聞けたし。やってきたことを出せたと思います。前まではやっていなかったことを試合で出そうと思っていたので、それだったら上手くいかないですけれど、今回はやってきたことを出しただけなので。最後は俺が勝つことが今回の試合の目標だったので、良かったと思います。満足しています」と、出すことができたと話す。
今後について聞かれると「1月は絶対にオファー来るんですけれど1月は出なくて。そんなに俺は焦ってないので。ディフェンスとか攻撃とかまだまだ全然言われたことができてないのが自分でも分かっているので。でもちょっとはできるなっていうのも分かってるっす。それができればどんどん強くなるし、今はもっともっと自分が強くなることを考えて日々練習していきます」と、すぐに試合をするのではなくしっかり練習したいという。
最後には「やっと俺のことを応援してくれる人たちに愛を届けられたと思うので、また今後も俺は愛を届け続けるのでみんなまた応援してください。みんなのおかげで今日は勝てたと思っているので、ありがとうございました」と、ファンに対してお礼を述べた。