2020年12月13日(日)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』の前日計量&記者会見が、12日(土)都内にて13:00より行われた。
第9試合のスーパーファイト、K-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで対戦する、第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰(湘南格闘クラブ)は59.7kg、山本直樹(優弥道場)は59.9kgで計量をパス。
その後の会見で山本は「明日は素晴らしい舞台で試合ができることに感謝しながら、自分が一番輝きたい」と挨拶。村越は「これからゆっくり回復して、明日は本当の自分の姿を見せられるように頑張ります」とコメントした。 村越は武尊とレオナ・ペタスに敗れて連敗中。そのことには「連敗の状況なので自然と負けられないとのプレッシャーがありますが、モチベーションが勝手に上がっています。今回は勝ちが重要だと思っている。これ以上の負けは許されないからこの試合は落とせない。俺の本当の戦い方をして完封して勝ちます」と、勝利への強い気持ちを語った。
一方、山本直樹はかつて兄である山本優弥が活躍したK-1の舞台へたどり着いたが、そこに特別な感情は「正直ないですね」という。
「でも兄貴は尊敬している存在の一人で、いつも練習させてもらって出稽古にも行かせてもらい、サウスポーのトップ選手に教えてもらって。兄貴がいなかったらそういう場所にも行けなかったし、ここまで強くなっているかは分からないけれど、いろいろな環境に恵まれていなかったと思うので感謝しつつ、兄は現役を辞めているので自分が超えてもっとK-1の舞台を大きくしたいと思っています」と、兄を超える存在になりたいと話した。