▼BOUT1-05 WMC日本フェザー級(57.15kg) 王座決定戦 3分5R
●川原龍弥(北流会君津ジム/WMC日本フェザー級2位)
判定0-3 ※三者とも48-49
〇佐野貴信(創心會/RISEフェザー級10位)
※佐野が新王座に就く。
佐野はRISEを主戦場にして戦っていたが、最近はヒジ打ちあり・つかみ無制限のルールで試合を行っている。今回はプロ20戦目にして初のタイトルマッチ。対する川原は2018年のJ-NETWORKライト級新人王トーナメントで優勝、8戦無敗の18歳だ。
1R、佐野は得意の右ミドルを次々とヒットさせ、右ローと右ストレートも合わせて主導権を握る。川原は動きが硬く、攻撃がほとんど出ない。2R、佐野のコンビネーションに川原は徹底した右ローで応戦するが、そのローに佐野が右ストレートを合わせてダウンを奪う。佐野は一気に右ストレート、左フック、ヒザ蹴りで倒しにかかった。
3R、逆襲に転じる川原が右ストレートと右ローで前へ出る。首相撲に持ち込まれると佐野は首投げをするようにして背中を向けてしまい、印象が悪い。これがどう採点に響くか。4Rもパンチ&右ローで前に出る川原に佐野もパンチの数を増やして打ち合いに応じる。前に出る川原と迎え撃つ佐野で激しい攻防に。
5R、川原は逆転を狙って首相撲勝負を挑む。佐野もパンチと右ミドルで応戦。最後まで激しい攻め合いとなり、2Rにダウンを奪った佐野が判定勝ち。初のベルトを手にした。
▼BOUT1-04 WMC日本バンタム級(55.34kg)王座決定戦 3分5R
●Mr.ハガ(ONE'S GOAL/WMC日本バンタム級4位)
判定0-3 ※47-49、47-49、49-47、47-50
〇大田一航(新興ムエタイジム)
※大田が新王座に就く。
ハガと大田の兄・拓真は2018年10月にWMC日本バンタム級次期挑戦者決定戦として対戦し、拓真が勝利を収めている。当初は今大会で拓真が王者・鳩に挑戦する予定だったが、鳩が王座を返上し、拓真は階級を上げたためハガと一航で王座が争われることになった。
1R、サウスポーのハガは左ミドルを多用、大田はじっくり見て時折パンチを合わせに行く。2Rには大田がパンチ、ミドル、ヒザでボディを攻め、右ストレートをクリーンヒットさせてハガをグラつかせる。3Rになると大田のパンチとミドルを被弾する場面が目立ち始めるハガは必死に左ミドルを蹴り返し、左右フックを繰り出す。
4Rになるとハガは逆転を狙ってヒジを打つ。大田はパンチのコンビネーションからの右ミドルでハガを転倒させる。最終5R、大田はハガのヒジを回り込んでかわしながら、パンチ、ミドルを当てていき軸足払いで3度転倒させた。判定3-0で大田が新王座に就いた。
▼BOUT1-03 WMC日本ウェルター級(66.68kg)王座決定戦 3分5R
〇誠(レンジャージム/WMC日本ウェルター級4位)
TKO 3R2分5秒 ※ヒジによるカット→レフェリーストップ
●田邊裕哉(京都野口ジム/WMC日本スーパーライト級7位、MuayThaiOpenウェルター級5位)
※誠が新王座に就く。
1Rから強いローの蹴り合いとなり、2Rになるとサウスポーの誠の左インローにダメージを受けたか田邊が距離を詰めてのパンチ、ヒジの打ち合いを挑む。誠もこれに応戦して打ち合いがたびたび見られた。
3Rは田邊が蹴りを多用して主導権を握ったかに見えたが、誠の左ストレートで動きが止まったところに誠が左ヒジでカット。流血に追い込み、TKO勝ちで誠が新王座に就いた。
▼BOUT1-02 WMC日本ライト級(61.23kg)契約 3分3R
〇下東悠馬(TSK JAPAN/WMC日本スーパーフェザー級7位)
判定3-0 ※30-26、30-27、30-27
●加藤淳平(LAILAPS東京北星ジム)
※2Rに加藤がヒザ蹴りでダウン。
▼BOUT1-01 WMC日本66.00kg契約 3分3R
●エイメン・ゴールドライフ(GOLD LIFE GYM)
判定0-3 ※28-30、28-29、28-29
〇YOUTA(WSR西川口)
▼BOUT1 OPENNING FIGHT WMC日本フェザー級(57.15kg)契約 3分3R
●渡辺秀康(レンジャージム)
TKO 3R 43秒
〇神田賢吾(WSR荒川)