昼の部のオープニングファイトながら高い注目を集める川島vsねこ太
2020年12月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.68』(昼の部)と『REBELS.69』(夜の部)では、『ミネルヴァ』(ニュージャパンキックボクシング連盟の女子部門として設立され、団体所属・フリーを問わずオープン参加できる組織)の協力により、女子マッチ3試合がマッチメイクされた。
その各試合の見どころを、ミネルヴァ実行本部長であり、10月より『REBELS』『KNOCK OUT』の実行委員に加わった、“Mr.ミネルヴァ”竹越義晃氏が語った。
『REBELS.68』※昼大会
▼オープニングファイト第1試合 女子46.0kg契約 BLACKルール 2分3R
川島えりさ(クロスポイント吉祥寺)
ねこ太(トイカツ道場)
「川島選手は言わずと知れた『KNOCK OUT』ナビゲーター。デビュー戦では、ぱんちゃん璃奈選手に敗れていますが、その時もダウンを何度取られても諦めることなく攻め続けていたのが印象的でした。今回も“キックに強い自信を持っている”とコメントしていたので、師匠である山口元気さんの現役時代の様な“華麗なキック”が見られることを期待しています。
一方のねこ太も気持ちが強くアグレッシブなファイターです。2連敗と結果が出てないだけで、今回は何が何でも勝ちに拘っていると聞きます。勝敗はもちろんですが、オープニングファイトとして『REBELS』女子の方向性を問われる一戦になると思っています。どちらがしっかり勝って次のステップに進むことができるか? 正直予想ができないです」
▼第1試合 ミネルヴァ・スーパーフライ級挑戦者決定戦 ミネルヴァルール 2分3R延長1R
佐藤”魔王”応紀(PCK連闘会)
IMARI(LEGEND GYM)
「アマチュア時代には数々のタイトルを取り、トップクラスの男子選手にしか負けた事がない星野姉妹のお姉ちゃんIMARI選手。現役女子高生とは思えない本格的なムエタイスタイルで勝ち進み、今回から階級を上げて王座取りを狙う。
一方の佐藤“魔王”応紀選手は昨年、地元の仙台でベテラン芳美(OGUNI)と聖域地区王座を争いダウンを奪い勝利して以来の試合となる。魔王選手が常に前に出て、得意のパンチ&ローで押し切るのか、IMARI選手が本来のムエタイスタイルで勝負に出るのか? または真っ向から打ち合うのか? どちらにしろ激しい攻防戦を予想します」
『REBELS.69』※夜大会
▼第1試合 女子48.0kg契約 BLACKルール 2分3R延長1R
山上都乃(WSRフェアテックス湖北)
ERIKO(ファイティングラボ高田馬場)
「この試合はパンチのERIKO選手と蹴りの山上選手という図式になると思います。ERIKO選手は突進力があリますし、打ち合いになると勢いがあるので、パンチで持って行ってしまうように思います。
一方の山上選手は蹴りが得意な選手ですし、自分の距離で闘えば有利な展開になると予想します。今まで『REBELS』のリングで闘ってきた選手ということで“負けられない”という気持ちが強いでしょう。山上選手がミドルで止めるか、あるいはERIKOがそのミドルを突破してパンチ勝負の距離へ行けるかが鍵になると思います」