▼第7試合 ONEキックボクシング フェザー級 3分3R〇マラット・グレゴリアン(アルメニア/ベルギー)[2R KO]×イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)
ONEキックボクシング・フェザー級では、マラット・グレゴリアン(アルメニア/ベルギー)vs.イヴァン・コンドラチェフ(ロシア)も行われる。コンドラチェフは2019年ロシア75kg王者。
グレゴリアンは、2015年のK-1 WORLD GP -70kg王者。1回戦で山崎陽一、準決勝で牧平圭太、決勝でジョーダン・ピケオーにKO勝ちと、3試合連続KO勝ちで優勝を果たしている。2018年2月には、Kunlun Fight 69 - World MAX 2017の準決勝でジニアス・ズエフに判定勝ち、決勝でスーパーボーン・バンチャメークにKO勝ちして優勝した。そして、2019年5月「Glory 65」において、シッティチャイ・シッソンピーノンと5度目の対戦。グレゴリアンが判定勝ちでライト級王座を獲得している。ONEには今回が初参戦。 第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者チンギス・アラゾフはONEフェザー級世界グランプリ王者のジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/アルメニア)に敗れており、ONEの舞台で初代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者グレゴリアンvsペトロシアンが実現するかどうかも注目される。
1R、サウスポーのコンドラチェフは顔面ガードを固めるグレゴリアンのボディを連打。グレゴリアンはまずはローを蹴っていく。強烈な右ローをコンドラチェフの奥足に叩き込むグレゴリアン。コンドラチェフは鋭いジャブと左右のボディ。1分を過ぎるとグレゴリアンが前へ出る。ガードを叩かせての左右フックを放つグレゴリアン。ラウンド終了間際、グレゴリアンの右フックにコンドラチェフがカウンターの右フックを合わせてダウンを奪う。
2R、前に出るグレゴリアンは右ローを狙い撃ち。コンドラチェフはジャブを出して距離を取ろうとし、右のストレートをカウンターで入れる。左右フック、左ボディで攻めるグレゴリアンは右ミドルも蹴る。どんどん距離を詰めるグレゴリアンは左ボディの一撃。コンドラチェフの身体がくの字となり、ダウン。そのまま立ち上がることができず、グレゴリアンの逆転KO勝ちとなった。
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▼第6試合 フェザー級 5分3R×松嶋こよみ (日本/パンクラスイズム横浜/2位)[判定0-3]○ゲイリー・トノン(米国/5位)
松嶋は、2019年8月のマニラ大会でフェザー級王者マーティン・ニューイェンに挑戦し、2R TKO負けも、2020年2月のジャカルタ大会では、無観客ではなくまだ観客のいる目前で、韓国のキム・ジェウンを3R TKOに下し、再起を果たしている。
松嶋にとって10カ月ぶりの試合となる今回の対戦相手トノンは、最先端グラップリングを志向するヘンゾ・グレイシー&ジョン・ダナハーを師に持つグラップラー。
グラップリングでは、「ADCC2013」で松嶋が所属するパンクラスイズム横浜代表の北岡悟にチョークで一本勝ち、2017年のONEでのケージグラップリングでは青木真也にもヒールフックで一本勝ちしている寝技師だ。現在はエディ・アルバレスやアリエル・セクストンらとMMAの練習を積んできた。
勝者はフェザー級王座挑戦に大きく前進することになる。
1R、ともにオーソドックス構え。左の蹴りから入るトノン。松嶋の蹴り足を掴んでジャンピングガードからギロチンを狙うトノン。外した松嶋は引き込むトノンにバックを取られる。トノンはシングルバックから4の字ロックに。松嶋は両手で手首を持ち防御。
アゴを上げさせ左右腕を入れ替え、パームトゥパームから後ろ頭に組み手を変えて首を狙うトノン。その後ろ手を剥がす松嶋。残り1分30秒ほど。いったんマウント狙う際で正対を試みる松嶋。肩を抱かれるが組ませず、腰をずらす。
2R、先に中央を取る松嶋。左の蹴りを掴ませて組みに行くトノンの足関節狙いからの後転を足をすぐに抜いていく松嶋。
サウスポー構えに変えるトノン。ダブルレッグから小外がけテイクダウンから、亀からの立ち上がりをバックを狙うトノン。松嶋の右腕を右足でしばっての背後からのパウンド。それをいったん松嶋は亀から腰をずらすが、二重がらみからボディロックパスガードを狙うトノン。しかし松嶋はケージレスリングでシングルレッグから上になり、ヒザ蹴り! パウンドを数発も、トノンも際で左で脇差しハーフガードで立ち上がるとブザー。
3R、サウスポー構えのトノンは半身で逃げ切り体勢か。松嶋もコントロールはされているが極めさせずサブミッションのニアフィニッシュをどうとられるか。
オーソドックス構えから左足を捉えて後転からサドルロックを狙うトノン。そこをヒザを極めさせず足を抜く松嶋。松嶋の右の蹴りは遠い。組んでいく松嶋だがトノンは突き放す。松嶋の詰めに下がりながらいなすトノン。
左ミドルも単発の松嶋。右ローを当てるトノン。松嶋の右の蹴りに左を合わせるトノン。トノンは鼻血。左右の蹴りはトノン。右で飛び込む松嶋。組んでヒザはトノン。ワンツースリーと飛び込む松嶋。その打ち終わりに右を入れるトノン。
判定はサブミッションで松嶋をデフェンシブにさせたトノンが3-0で勝利。トノンはコンテンダー争いの上位に加わった。
試合後、師匠のダナハーも「コロナのせいで1年くらい試合が空いてしまったけど、1Rは一番練習してきたハーフガードからの動きを活かすことができて、対戦相手のバックを奪い、チョークを狙ったことで相手を脅かした。2Rにはテイクダウンするために打撃を融合させてバックを取ることが出来たのが成長だった。3Rには後ろ手の打撃を当てて、いい首相撲からのヒザ蹴りも出した。長期間のブランクから優勢に進めることが出来て、彼のMMAの道を拓いた試合だった。今後、トノンもプエルトリコ(※コロナの影響でダナハーチームはニューヨークから拠点を移している)で我々と合流し、次の試合に向けてトレーニングを再開することになる」と、トノンの勝利を祝している。
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▼第5試合 キックボクシング ライトヘビー級 3分3R×アンダーソン・シウバ(ブラジル)[判定0-3]〇ムラト・アイグン(トルコ/オランダ)ISKAスーパーヘビー級王者
アンダーソン・“ブラドック”・シウバはピーター・アーツのスパーリングパートナーとしてブラジルからオランダに渡り、ドージョー・チャクリキでキックボクシングを学んだ。2009年3月、VIP Fight Night 2009トーナメントを3試合連続KOで優勝。GLORYを主戦場とし、ヘスディ・カラケス、ステファン・レコ、セルゲイ・ハリトーノフらから勝利を奪い、レミー・ボンヤスキーとは1勝1敗、バダ・ハリには敗れている。ONEには2019年4月から参戦し、2勝2敗。
アイグンはピーター・アーツの下でトレーニングを積み、チームアーツのメンバーとして2014年7月の『RISE 100』に来日。羅王丸に1RでKO勝ちしている。同年12月の『BLADE』で再来日してノブ ハヤシを2RでKO、2016年9月には『HEAT 38』に3度目の来日をしてプリンス・アリにも3RでTKO勝ちしている。2017年4月にエロール・ジマーマンを判定で破り初代WFLヘビー級王座に就くと、2018年9月にはWFLヘビー級トーナメントでも優勝している。ONEには今回が初参戦。 つまり、両選手ともピーター・アーツとの関係がある選手同士の戦いとなった。
1R、前に出て圧力をかけるのはアイグン。迫力のある左右フックを放っていく。シウバも負けじと左右フックを打ち返す。アイグンから打ち合いを仕掛け、シウバもそれに応じる展開。至近距離でフックが交わされ、どちらが倒れてもおかしくない展開に。
2R、アイグンの左フックがヒットすれば、シウバも右フックをヒットさせる。至近距離での打ち合いが続き、シウバの首元を押すような左フックでアイグンがダウン。アイグンは「ダウンじゃない」と抗議。中途半端なスウェーでパンチをかわすアイグンに、シウバはロングのフックを狙い撃ち。シウバの左フック、右フック、そして左フックがアイグンを捉えるがアイグンはダメージを感じさせない。
3Rも前に出るのはアイグン。右フックをもらってグラついたシウバだが、強気にカモンゼスチャー。右を連続でもらうシウバはかなり消耗が激しい。両者クリンチを繰り返すが、手数を出すのはアイグン。最後までアイグンが攻め、判定は3-0でアイグンの勝利に。2Rのダウンで2ポイントがつかなかったのか、シウバも納得のいかない表情だった。
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▼第4試合 キックボクシング フェザー級 3分3R〇アンディ・サワー(オランダ)[判定3-0]×ジャン・チャンユ(中国)WPMF王者
サワーは長くシュートボクシングで“守護神”として活躍。世界トーナメントS-cupで2002・2004・2008・2012と4度優勝、K-1 WORLD MAX世界一決定トーナメントでも2005・2007と2度優勝を果たしている。2015~2017年にはRIZINでMMAにも挑戦し2勝3敗の戦績を残した。ONEには2018年10月から参戦するも2連敗、2019年の「ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドグランプリ」は欠場した。今回は2019年3月のONE日本大会以来の試合となる。
WPFM世界王者のジャン・チャンユはジャン・チェンロンの兄。2019年7月にはKrushに来日経験があり、加藤虎於奈からダウンを奪って勝利を収めている。2010年10月のONEではサゲッダーオ・ペットパヤタイと対戦も判定で敗れた。
ボクシンググローブ戦。1R、右ローで様子をうかがうサワーにチャンユは鋭いヒザを突き上げる。サワーは右オーバーハンドをヒットさせると左ボディも叩く。左インローを蹴って自分のリズムを作っていくサワーにチャンユはバックブローを繰り出すも、ヒジ部分が当たってしまい注意を受ける。サワーは右フックと左ボディで揺さぶりをかけていく。
2Rもサワーは左インローを蹴りつつ、右フックを放つ。チャンユもストレート連打で迎え撃つ、右ローを蹴る。チャンユの前蹴りがローブローとなり試合は一時中断。再開後、サワーが左ミドル、左インローを蹴ってチャンユのバランスを崩し、チャンユの左のパンチに得意の右クロスを合わせに行く。パンチのコンビネーションからの左インローでチャンユは大きくバランスを崩す。さらにサワーは右ローで外側からもチャンユの左前足を攻撃。
3R、右フックと左フックを次々と命中させていくサワーはさらに左ミドル、左ボディ、そして左右ローキック。チャンユはローに右ストレートを合わせ、サワーが入ってくるところに右ミドルを蹴るが、サワーは構わず前へ出て左ボディ。大きく下がるチャンユに左ハイ、左フック、左ボディと攻撃を畳みかけ、最後は一方的な展開に。
試合終了のゴングが鳴ると、勝利を確信したサワーは笑顔。判定はその通り、3-0でサワーが連敗から脱出した。
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▼第3試合 ストロー級 5分3R○ボカン・マスンヤネ(南アフリカ)[1R 0分37秒 KO]×レネ・カタラン(フィリピン)
カイラット・アクメトフとダニー・キンガドによるフライ級戦がキャンセルとなり、急遽4日のカードに組まれたストロー級戦。
レネ・カタランはカタラン4兄弟の長兄。2005年の世界武術選手権、散打48キロ級世界王者となるなど、フィリピンではチーム・ラカイ勢の実績を上回る結果を散打で残している。
2019年3月に元王者の内藤のび太を1R TKOに下すなど、ONE6連勝で散打のMMAの融合に進化を見せてきたが、2019年11月の前戦で王者・ジョシュア・パシオに2R 肩固めで敗れ、今回が再起戦となる。
レスリング出身のマスンヤネは、2019年7月にPANCRASEで豪快なバックス―プレックスを見せて快勝し、12月のONEデビュー戦で田龍人を相手に、手堅いコントロールで初勝利を挙げた南アフリカ出身のレスラー。
頭から落とす投げは反則というONEルールのなか、いかにタイトル・コンテンダーのカタランと対するか。同級には、猿田洋祐と内藤のび太という2人の元世界ストロー王者も控えるなか、タイトル挑戦権を手にするのは、カタランかマスンヤネか。
1R、ともにサウスポー構え。左ローから入るカタランにマスンヤネは組むが突き放すカタラン。しかし、2度目の組みで首相撲のマスンヤネは左ヒザをボディに突いて、カタランの頭を下げさせると、頭を上げてきたカタランの離れ際に左ハイ! 後方にもんどりうって倒れたカタランを見てレフェリーがすぐに試合を止めた。
スープレックスではなく、首相撲からの蹴りで衝撃のKO勝利したマスンヤネは、金網を蹴ってバック宙、さらにマット上で跳ねまくり。ヨハネスブルグの養護施設育ちのマスンヤネは、ONEでタイトルコンテンダーに堂々、名乗りを挙げた。
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▼第2試合 女子アトム級 5分3R○ジヒン・ラズワン(マレーシア)[判定3-0]×ビー・ニューイェン(米国)
女子アトム級のラズワンは2019年2月にジナ・イニオンにスプリット判定負け。7月にジョマリー・トーレスに三角絞めで一本勝ち。しかし、12月にデニス・ザンボアンガに判定負けと上位戦線では白星と黒星を繰り返している。
対するニューイェンは2019年はMMA1勝2敗。11月にスタンプに判定負けも、9月にプジャ・トマーにムエタイで判定勝ちしている。激闘派だ。
1R、ランキング入りを目指す両者。ともにサウスポー構え。中に入って振るニューイェン。リーチで勝るラズワンは左右ロー。詰めて首相撲から金網まで押し込むが、右で差したニューイェンがテイクダウン。ラズワンも脇差し立ち上がる。
ニューイェンは小外でテイクダウンもその落ち際にリーバーサル狙うラズワン。さらに跳ね上げながら、下から三角絞め、腕十字狙い。ヒジを抜くニューイェンは、その際で立ち上がるラズワンに左を突く。
2R、互いにワンツーから近づくと首相撲ヒザはラズワン。そこに脇差し小外がけテイクダウンはニューイェン。下のラズワンは煽りながら立ち上がる。
ニューイェンの左ミドルを掴んで軸足を払いテイクダウンはラズワン。パスガードからマウント、バックマウントからパウンド。さらにリアネイキドチョークを狙うラズワンにニューイェンは腰をずらし正対。立ち上がるラズワンは首相撲からヒザを突く。
3R、ワンツーで前に出るニューイェンにジャブを突くラズワン。しかしニューイェンのワンツーの前進が顔面をとらえる。さらに右から左と脇を差して金網に詰めてヒジも、押し返すラズワン。詰めて左ダブル、さらに高い打点の右前蹴り! これが2度顔面を捉える! 残り20秒でニューイェンはダブルレッグテイクダウン、すぐにマウント&パウンド! ゴング。
判定は3-0でラズワンが勝利。ピンクのネコ耳ヘッドフォンをつけた獣医&ファイターは歓喜の表情を浮かべた。
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▼第1試合 女子アトム級 5分3R○リトゥ・フォガット(インド)[1R 3分15秒 TKO] ※パウンド×ジョマリー・トーレス(フィリピン)
女子アトム級で、インドのリトゥ・フォガットと、フィリピンのジョマリー・トーレスが対戦。
フォガットは、プロMMA3戦3勝。2020年10月の前戦ではリカ・イシゲに勝利しているノウ・スレイ・ポブに判定勝ち。
トーレスは4勝4敗。ONE3連勝後、プリシラ・ガオール、V.V Mei、リン・ヘキン、ジヒン・ラズワンに敗れ4連敗。2020年1月の前戦ではジェニー・ファンのローブローによりノーコンテストとなっている。
1R、先にダブルレッグでテイクダウンはフォガット。左で脇差しパスガードするとサイドからクルスフィックスでパウンドアウト、4連勝を決めた。トーレスは6戦勝ち星から遠ざかっている。
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【中止】▼第3試合 ヘビー級 5分3Rアミール・アリアックバリ(イラン)イスラム・アバソフ(ロシア)
※アリアックバリが、試合前の検査で陽性反応が出たものの、血清学的検査では過去の感染症によるものであることが判明し、予防措置を取るため今大会を欠場。 シンガポール入国前に受診した新型コロナウィルス検査の結果は陰性だった。
ヘビー級で大物レスラー対決が実現。元RIZINファイターのアミール・アリアックバリ(イラン)が、イスラム・アバソフ(ロシア)と対戦する。
現在の32歳のアリアックバリは、2010年のレスリング世界選手権モスクワ大会・グレコローマン96kg級優勝者。現在32歳でMMA10勝1敗のアリアックバリの唯一の黒星は、2016年の大晦日の「RIZIN無差別級トーナメント決勝」でミルコ・クロコップに1R KO負けした試合。以降、ACB・ACAを経て、ONEデビュー戦に臨む。
対するアバソフもレスリングがバックボーン。RIZINライト級GP王者のトフィック・ムサエフと同じアゼルバイジャン出身で、2019年のレスリング欧州選手権では、グレコローマン87kg級で準優勝となるなど高い身体能力を誇る。MMAでも6勝無敗で、これまでロシアやキルギスの大会で、厚い上半身を活かしたハンマーパンチを武器に、全試合をKO・TKOに下しているフィニッシャーだ。
【中止】ONEキックボクシング・ライトヘビー級選手権試合 3分5Rローマン・クリークリャ (ウクライナ/王者)ムラト・アイグン(トルコ/オランダ/挑戦者)
※クリークリャが新型コロナウイルス感染対策の安全措置のため欠場。クリークリャ本人の検査結果は陰性だったが、11月27日に検査で陽性となった人物と接触していたため、現在は隔離されている。
クリークリャは6歳から空手を学び、ボクシング、キックボクシング、ムエタイを経験。ヨーロッパとアジアで戦歴を積み、2016年10月にセルビアで開催された『K-1 WORLD GP 2016 -95kgトーナメント』でヒザ蹴りによる全試合KO優勝。2019年には『クンルンファイト』のヘビー級8人トーナメントでも優勝している。同年11月の北京大会でONEデビュー、タリック・ケバベス(モロッコ)を2RでKOし、新設のONEライトヘビー級キックボクシング世界王者となった。
アイグンはピーター・アーツの下でトレーニングを積み、チームアーツのメンバーとして2014年7月の『RISE 100』に来日。羅王丸に1RでKO勝ちしている。同年12月の『BLADE』で再来日してノブ ハヤシを2RでKO、2016年9月には『HEAT 38』に3度目の来日をしてプリンス・アリにも3RでTKO勝ちしている。2017年4月にエロール・ジマーマンを判定で破り初代WFLヘビー級王座に就くと、2018年9月にはWFLヘビー級トーナメントでも優勝している。ONEには今回が初参戦。