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【K-1】来年は武尊vsレオナ・ペタスの勝者に挑戦したい村越優汰「そこに行くにはインパクトを残さないといけない」

2020/11/27 11:11
 2020年12月13日(日)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで山本直樹(優弥道場)と対戦する第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰(湘南格闘クラブ)の公開練習が行われた。 村越は2011年4月にプロデビュー。2014年7月には第5代RISEバンタム級王座を獲得。K-1には2017年12月から参戦し、2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで優勝して王座に就く。2019年3月に卜部弘嵩の挑戦を退け初防衛に成功すると8月にスーパー・フェザー級転向のため王座を返上。11月には武尊に敗れるも武尊を苦しめた。2020年3月にレオナ・ペタスに敗れ、今回が再起戦。戦績は28勝(11KO)9敗。  昨年からK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフを練習の拠点にしている村越。大宮司進代表の持つミットにワンツーなどのパンチ、前蹴りやローなどを打ち込むと、試合まで2週間強という段階で「いつもと変わらず。すごくいい練習ができてます」と、調整は順調に進んでいる。  昨年11月の武尊戦、今年3月のレオナ・ペタス戦でキャリア初の連敗を喫し、今回は再起戦となる。「連敗して凄く追い込まれているので、負けられないという気持ちがいつも以上に増して出てますね」と、連敗脱出に燃えている。「技術どうこうではなく、自分本来の戦い方ができてなかったというのがあったので、本来の戦い方に戻ってやれば特に問題なく勝てるかなと思っています」と、原点回帰を誓う。 連敗した状態でコロナ禍に突入してしまった形だが、気持ちが大きく落ちることはなかったという。「自分、メンタルは強い方なので、負けても落ち込んだりしないのでそこは全然大丈夫です。今まででも一番試合間隔が空いたので、いろんなことが久しぶりだなって感じですね。まあでも、言うほど影響はありません」と話す。  今回のテーマはずばり“完封”だ。ガンガン前に出てくるタイプの山本直樹が相手だからこそ、「やりづらくはないかなと思っていて、ガンガン入ってくるんだったらカウンターなりを合わせて、入ってこられないようにしたい」と、本来の戦い方であれば“完封”も可能との思いは強い。  ここで連敗を脱出して、不本意な形になった2020年を払拭。そして来年にかける…その思いは「メチャメチャあります」と村越。「負けて今年を終われないので、勝って気持ちよく年を越したいです。来年は、この階級でやっている以上はまたチャンピオンのところまでたどり着きたい」と意欲を新たにする。 来年1月の『K'FESTA.4』では連敗を喫した相手、武尊とレオナがタイトルマッチを行う。「対戦した相手なので興味はあります。『どっちが勝つんだろう?』という感じで結果は楽しみにしてます。試合なので何があるかは分かりませんが、打ち合う感じになるんだったら武尊選手の方が分があるかなとは思いますけど」と予想。  試合結果次第では、狙う“王者”が代わることになるが、「チャンピオンとやりたいというのが一番なので、レオナ選手が勝てばそっちを狙うことにはなるんですけど、武尊選手にも負けてるので、そこもやり返さないといけないとは思ってます」と、タイトル優先であることを表明。  いずれにせよ、近い将来にタイトルマッチまでたどり着けば、連敗したどちらかとのリベンジマッチということになる。そこに行くには「インパクトを残さないといけない。みんなのインパクトの残し方=単純にKOだと思うんですけど、僕の戦い方はKO勝ちはあんまり合ってなくて、完封して技術を見せるスタイルです。そこは無理にKOを狙わないで、うまい戦い方をして勝ちたいなと思います」と、あくまで技術で魅せるとアピール。  最後には「今は負けてる状態ですけど、最後にしっかり勝って、“村越復活”を見せて今年を締めくくります」と改めて復活宣言した。
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