▼ONE世界ストロー級(※61.2kg)選手権試合 5分5R
×猿田洋祐(王者/日本)
[4R 2分43秒 KO]
○ジョシュア・パシオ(挑戦者/フィリピン)
※猿田が初防衛に失敗。パシオが王座奪還
忍者コスチュームで入場の猿田。
The NINJA has arrived. @tobizaru0708 #WeAreONE #RootsOfHonor #Manila #MartialArts pic.twitter.com/tgay3Avgmo
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 12, 2019
ともにオーソドックス。右ローから入るパシオ。次の右ハイはかわす猿田。しかしパシオのバックスピンが腹にヒットし、場内が大きく沸く。左フックは猿田。パシオは再びバックスピンをヒット。さらに右フックもそこにカウンターのダブルレッグは猿田! ギロチンを合わせにきたパシオにヴォンフルーチョークは猿田! しかし、ハーフからのセットアップにパシオはラカイらしくブリッジで返して立つ。
スタンドからパシオの右の蹴りに右ストレートは猿田! 尻もちをついてダウンはパシオ! 両脇を差して抱き着き凌ぐパシオは跳ね上げ立つ。右ローは猿田。パシオの左ハイは空を斬る。
2R、左ローから入る猿田。左右にステップを踏み、間合いを保つ。パシオも慎重に左を放つが猿田は右バックフィスト! ブロックするパシオの右が後頭部に入り、パシオは謝る。右ローを打つ猿田。パシオは右のバックスピンで猿田の後退に場内は沸く。猿田の左右の詰めに右のカウンターを狙うパシオ。猿田は左から入る。さらにパシオの右ハイをダッキングでかわしてダブルレッグへ。切るパシオは右の蹴りで牽制も遠い。パシオのオーバーハンドに右のバックフィストを合わせに行く猿田。パシオの左をかいくぐり組み付くが、パシオも突き放す。
3R、猿田の左ローに左当て右を振るパシオ。さらに猿田の入りに右ミドルはパシオ! ともに慎重ななかワンツーはパシオ。さらにボディストレートへ。猿田は遠い間合いからダブルレッグで走る。そこにパシオはギロチンへ対角に抜ける猿田に跳ね上げたパシオ。猿田もすぐに立つ。バックスピンキックを放つのはパシオ。猿田はそこにカウンターを狙う。左ハイはパシオ。ブロックする猿田は左フック! しかしパシオも右ロー!蹴り足をつかんだ猿田はフックを狙うがパシオも離れる。
Joshua Pacio scores a MASSIVE KO, reclaiming the ONE Strawweight World Title! ?? #WeAreONE #RootsOfHonor #Manila #MartialArts pic.twitter.com/sPWNAN1H88
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 12, 2019
4R、そすぐに組みに行ったのは猿田。しかしここを突き放すパシオ。猿田も金網際で深追いはせず。右ローを当てる猿田。パシオはワンツー。かわす猿田だが、パシオの左ミドルのヒットに場内が沸く。右ローは猿田。しかしカウンターのパシオの左の方が場内は沸く。間合いが空くなか、パシオはワンツーの動きに頭を下げて右フックで飛び込む猿田だが、パシオはワンツーに続けての右ハイ! 頭に浴び前のめりに倒れた猿田を見てレフェリーが間に入りKOを宣告した。
1Rに先にダウンを奪った猿田だが、互いに慎重ななか、後半の勝負をかける前にパシオの右ハイの前にマットに沈み王座陥落、初防衛に失敗した。パシオはホームでのダイレクトリマッチで王座奪還に成功。チームメイトのフォラヤンの肩車の上で歓喜し、「言葉にならない。神と自分を支えてくれた人々に感謝したい。前戦では自分の中に戸惑いがあった。今回はその経験をいかして戦えたと思う」と地元の満員の観客に向けて語った。
Hometown hero Joshua Pacio shares a sensational victory with his fellow Filipinos! ?? #WeAreONE #RootsOfHonor #Manila #MartialArts pic.twitter.com/i75H4DCyYa
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 12, 2019