(C)ONE Championship
2020年11月20日(金)、ONE Championship「ONE:Inside the Matrix 04」シンガポール大会が配信された。フェザー級では、日本の高橋遼伍が韓国のユン・チャンミンと対戦した。
▼フェザー級(※70.3kg)5分3R
○高橋遼伍(日本)
[2R 2分52秒 KO]
×ユン・チャンミン(韓国)
2019年1月10日の前戦では、タイ大会でタン・リー(ベトナム/米国)に1R KOで敗れた高橋。「格闘代理戦争」出身で4連勝中のスター候補生のチャンミンといかに戦うか。
試合前に高橋は、「ONEに囲われテレビの企画で出てきたぽっと出のファイターに、修斗の叩き上げとして負けられない」と、急成長のチャンミンを止めることを宣言。
対するチャンミンは2019年12月の前戦で、ファビオ・ピンカの代役として出場したフィリピンのロディアン・メンチャベスに2R 一本勝ちしている。試合前には「高橋選手のスタイルは古い」「カーフキックだけ」「レベルの違いを見せる」と豪語している。
1R、ともにオーソドックス構え。左前蹴りから入るチャンミン。互いに右が交錯する。左を振るチャンミン。高橋もカウンターの左を狙う。左のカーフキックを当てる高橋。さらに左前足に右ロー。
左から右で入るチャンミン。そこに右を狙い、左カーフキックを当てる高橋! 嫌ったか組んでいくチャンミンは左で差すが、右は差す高橋は崩されず。チャンミンから離れる。
ワンツースリーを強振するチャンミン。右で差して投げる高橋に耐えるチャンミン! 逆に足払いから崩すがすぐに高橋も立て直す。
2R、右ローを前足に打つ高橋。チャンミンの左をバックステップでかわし右を狙う。前蹴りを打つチャンミン。かわして右ローを打つ高橋は右ストレート! さらに左のカーフキックでダウン奪い詰めるが、スクランブルからすぐに立つチャンミン。チャンミンの左にまたも右を狙う。
Ryogo Takahashi 🇯🇵 hands Yoon Chang Min his first loss with a second-round knockout! #InsideTheMatrix4 #WeAreONE #ONEChampionship
— ONE Championship (@ONEChampionship) November 20, 2020
How to watch ONE: INSIDE THE MATRIX IV 👉 https://t.co/XVUI9f1Syb pic.twitter.com/TqzeCa40f9
さらにチャンミンの左に高橋は右のスイングフック! ダウンしたチャンミンは立ち上がり組みにくるが、高橋はその後ろ首を掴み、右アッパーのダブル! さらに右ストレート、続く左にチャンミンのアゴが上がり崩れ、レフェリーが間に入った。
試合後、高橋は「いつでもKO出来る準備は出来てました。それがたまたた2Rだったということです。キャリアは倍くらいあるので勝って当たり前。また次の試合から勝っていきます」と笑顔でマイクで語った。