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【K-1】“K-1生誕の地”で武尊vsレオナ・ペタスが対戦「僕とレオナ選手だったらKO以外にあり得ない」(武尊)

2020/11/18 03:11
【K-1】“K-1生誕の地”で武尊vsレオナ・ペタスが対戦「僕とレオナ選手だったらKO以外にあり得ない」(武尊)

武尊の顔を凝視するレオナだが武尊は今回も無視

 2020年11月17日(火)都内で記者会見が行われ、2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にてK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA(ケーズフェスタ).4』を開催することが発表された。

 K'FESTAはこれまで毎年3月に開催してきたが、中村拓己K-1プロデューサーは「2021年の大会開催に向けて色々な会場に当たっていたところ、1月24日の国立代々木競技場第一体育館が使えるという連絡をいただきました。代々木第一は1993年にK-1が誕生した地。これは『やれ』ということだなと」と経緯を説明。また「2014年の旗揚げが代々木第二でした。かつてK-1ヘビー級やK-1 WORLD MAXが開催された代々木第一での大会開催は我々GROUPの夢でしたので感慨深い」という。


 その「K-1の聖地への凱旋」という歴史的な大会の第一弾決定カードが、K-1スーパー・フェザー級タイトルマッチ、王者・武尊(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)vs挑戦者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TOP ZEROS)。今年11月3日の福岡大会で組まれながら武尊の左拳負傷により中止。「何としても1月に間に合わせる」という武尊に対して、レオナは「バッチリな武尊選手とやりたいので待つ」と受け入れて、3カ月遅れでの対戦が実現した。

 2人が呼びこまれると、レオナは正面を見ずに武尊の顔を凝視。だが、武尊が手を差し出すとレオナも応じて2人はがっちりと握手を交わした。


 まずレオナは「福岡で僕と武尊選手の試合を楽しみにしていた皆さん、すいませんでした。でもこうして武尊選手が戻ってきてくれたので、代々木で熱い試合をしようと思っています。僕が勝つところを見に来てください」

 対する武尊は「福岡で試合を楽しみしてくれていたファンの皆さんには申し訳ない気持ちなんですけれど、もっと盛り上げてまた福岡にK-1を持っていけるように頑張るので。福岡の皆さんにも代々木の試合に注目して貰えたら嬉しいです」


 質疑応答では、2人がそれぞれこの試合に賭ける熱い思いを語った。

 レオナは「一番強い武尊選手を倒して、一番だと証明する。ずっと追い込みをしてて過去イチで仕上がった僕を見せられると思う。11月の福岡を楽しみにしてくれてた人も納得するような、バッチリの完全決着でいきたい。11月3日にチャンピオンになるつもりでチャンピオンの器を作った。今、武尊選手よりも僕の方がチャンピオンにふさわしいと思うし、1月に向けてさらにチャンピオンの器、覚悟の違いを見せて勝てるんじゃないかな」


 武尊は「1月24日には最高の状態で仕上げてリングに上がるので、恨みっこなしの全力の殴り合いをレオナ選手とやりたい。(握手は)レオナ選手に『お待たせしました』という気持ち。僕とレオナ選手だったらKO以外にあり得ない。レオナ選手の実力も認めてるし、アマチュアで2回戦って1勝1敗で本当の意味での決着戦になると思うので。今までやってきた対戦相手とは違う、気持ち良く全力を出せる試合になると思う。(レオナに勝ってるのは)格闘技は気持ちの戦いだと思ってるんで、気持ちで勝ってる方が勝つ。レオナ選手だけじゃなくて、他の団体の選手にも、階級違う選手にも、全員に気持ちでは負けないんで。絶対勝ちます」

 静かな口調の中にも、見えない火花がバチバチと散る会見だった。

 なお、武尊、レオナ、両選手の応援シートが作られることが決定。他の券種も含めたチケット料金は調整中で、チケット発売は11月下旬より公式WEBSHOP「K-1.SHOP」にて先行発売が決定。

 また、前日の1月23日(土)にも後楽園ホールでKrushを開催することが決まっており、中村プロデューサーは「ぜひファンの皆さんには、我々K-1 JAPAN GROUPのプロのイベントを2日連続で楽しんでいただきたいと思います」と語った。

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