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【REBELS】鮮やかKO劇で8連勝の安本晴翔、2021年は「魅せる試合をしたいと思います」

2020/11/09 19:11
【REBELS】鮮やかKO劇で8連勝の安本晴翔、2021年は「魅せる試合をしたいと思います」

カカトがレバーを直撃、鮮やかな一発KOとなった安本の後ろ蹴り 撮影/安村発

 2020年11月8日(日)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.67』の一夜明け会見が、9日(月)都内で行われた。


 セミファイナル(第8試合)の59kg契約3分3R延長1R REDルールで、スックワンキントーン認定ライト級王者BEN"侍"Y'ZD(Y'ZD GYM)に2R2分38秒、後ろ蹴りでKO勝ちしたREBELS-REDフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)が会見に出席。連勝を「8」に伸ばした前夜の試合を振り返った。


(写真)安本のガウンはなんと毎回、母のオール手作り

「2RでKO勝ちできたんですが、僕の中では1Rで倒そうと思って前へ出ていったらBEN選手がタフで全然倒れてくれませんでした。でも2Rで勝ててよかったです」と、本当は初回KO勝ちを狙っていたと明かした。


 試合中に笑顔を浮かべながら倒しに行っていたと指摘されると「僕、笑っていました? 全然笑顔が出ていたつもりじゃなかったんです。多分、倒したかったのが一番で、1Rで倒したかったんですが、もっと試合がしたいとも思っていたからですね。いろいろなことをお見せたいと思っていたので。打ち合いに来てくれたのも楽しめました」と、無意識に自然と出た笑顔だったという。


 フィニッシュとなった鮮やかな後ろ蹴りについては「パンチでも蹴りでもとりあえず倒せるとは思っていたので、自分はどう倒すかを考えていたんですが、後ろ蹴りで倒すことは考えていなかったんですよ。でも、とりあえず倒せてよかったです」と、自分でも意外だったようだ。

 今後については「ちょっと12月は休憩して、来年いいアピールできるように頑張りたい。もっと強い相手といっぱいやって、自分自身も強くなっていけたらいいなと思っています。もっとうまく戦って自分の攻撃だけじゃなく“魅せる”試合をしたいと思います」と、ただ勝つだけでなく魅せる試合ができる選手になりたいと目標を語る。


 喋るのが苦手な安本だが、試合後のマイクは“頑張っている”感があった。「喋ることは何も考えていなかったんですが、いつも自分でも思うくらいごにょごにょ喋るので、今回はとりあえずはっきり喋りたいと思って喋りました」と課題を持って臨んだ。また、「これからは必ず会見にベルトを持っていって、僕はREBELSチャンピオンだということをみんなに知ってもらいたいと思います」と試合前に話していたが、「今日は忘れちゃいました(苦笑)。僕はよく“えっ、チャンピオンなの?”ってみんなに思われていますが、一応チャンピオンなので、チャンピオンらしく大会を盛り上げたい」と天然ぶりを発揮して記者たちを笑わせた。

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