キックボクシング
ニュース

【TTF】熱闘再び! 山本健斗デリカットvs.工藤諒司、長田拓也vs.飯田建夫、服部賢大vs.後藤丈治、岩﨑大河が連戦=12月20日(日)大阪

2020/10/27 14:10
【TTF】熱闘再び! 山本健斗デリカットvs.工藤諒司、長田拓也vs.飯田建夫、服部賢大vs.後藤丈治、岩﨑大河が連戦=12月20日(日)大阪

 2020年12月20日(日)大阪メルパルクホールにて開催される「TTF CHALLENGE 09」(13時開始)の全8カードおよび試合順が発表された。

 プロ修斗大阪大会(16時30分開始)と2部構成で開催される同大会に向け、主催のTRIBE TOKYO M.M.A代表の長南亮氏がプロフェッショナル修斗のプロモーターライセンスを取得。

 プロ修斗ライセンス保持者同士が戦う、第6試合からメインの第8試合までの3試合は「修斗公式戦」として行われ、試合結果は修斗公式ランキングに反映される。

▼メインイベント 修斗公式戦フェザー級70.3kg以下契約 5分3R
山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会) 
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)

 メインの第8試合では、地元大阪の山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会) が、ONE WARRIOR SERIES(OWS)より凱旋し、連勝中の工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)と3Rマッチで再戦に臨む。

 両者は前回、2018年10月のプロ修斗新宿大会のメインで対戦し、山本が工藤に判定3-0で勝利している。

 前戦では、オーソドックスからレスリング仕込みのテイクダウン、空手仕込みの左右の上段蹴りを当てる工藤に対し、サウスポー構えの山本が左右のフックを当てて工藤に3度ヒザを着かせるなど大熱戦に。

 攻守が目まぐるしく入れ替わるスクランブル合戦は5分2R&リングで行われたが、今回は5分3Rのケージ、さらにフェザー級ながら、70.3kg以下契約で行われる。


(C)SUSUMU NAGAO / SUSTAIN

 フェザー級世界ランキング6位の山本は工藤戦の勝利以降、2019年1月の阪本洋平戦で自身の左ローで左足を痛め1R KO負け。11月にはSASUKEにも判定0-2で敗れ連敗。しかし、2020年7月の大阪大会でムテカツに左ミドルで1R TKO勝利で復活。「来月でもいいんで、誰とでもやるんで、もうすぐオファーがほしいです」と連戦を希望していた。

 対する工藤は世界ランク10位ながら脅威の6連勝中。山本戦の判定負け以降、2018年12月に久保村ヨシTERUにコーナーに詰めての左フックで2R KO勝ち。2019年3月に内藤太尊に判定2-0でテイクダウンで競り勝ち。

 2019年10月の「OWS 8」東京大会では、当時MMA6勝無敗だったフィリピンのジェリー・オルシムを判定で下し、2020年2月の「OWS 10」シンガポール大会でも韓国のイ・ミンヒョクに判定勝ち。

 2020年4月の『Road to ONE:2nd』では、椿飛鳥を相手にテイクダウンから立ち上がり際に右ストレートを効かせ、連打でパウンドアウト。2020年9月には、野瀬翔平を金網に釘付けにしての1R KO勝ちで6連勝をマークしている。

 2年2カ月の時を経ての再戦。26歳で上位ランカーの山本と、27歳充実の連勝中の工藤の同世代ライバル対決は、両者の進化が見られるか。

▼セミファイナル 修斗公式戦ライト級77.1kg以下契約 5分3R
長田拓也(BLOWS) 
飯田建夫(MARS GYM)

 またセミファイナル第7試合では、工藤と同じくOWSより凱旋の長田拓也(BLOWS) が新鋭、飯田建夫(MARS GYM)を国内復帰戦で迎え撃つ。

 長田は2019年に3戦で2勝1敗。1月の「BODER」でウエタユウに判定3-0で勝利し、6月の「OWS 6」でもキーラン・ジョブリン(ニュージーランド)に1R終了時 TKO勝ち(肩負傷)で連勝。しかし、10月の「OWS 8」東京大会では、オットゴンバタル・ネルギ(モンゴル)のノーアームギロチンチョークに1R 一本負け。今回が地元での再起戦となる。

 対する飯田は、2018年12月の「GRACHAN 37.5 × D-SPIRAL 22」でマックス・ザ・ボディに判定勝ちも、2019年6月の「GRACHAN 40 × BFC No.3」で植田豊にスカーフホールドアームロックで1R 一本負け。2020年8月に4年ぶりに修斗に復帰(※2016年にSASUKEと判定1-0のドロー)し、宮路智之に判定0-0のドロー。9月にヨシ・イノウエを2R 腕十字で極めている。

 修斗の外で戦ってきた両者による「TTFC」での修斗公式戦。ライト級世界ランク6位に位置する長田にとっては落とせない1戦。修斗公式戦復帰3戦目となる飯田にとっては、勝てば一気にジャンプアップが期待されるカードだ。

▼第6試合 修斗公式戦バンタム級65.8kg以下契約 5分3R
服部賢大(STG神戸) 
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)

(C)SUSUMU NAGAO / SUSTAIN

 また、第6試合では、1月にエダ塾長こうすけを2R KO。続けて7月の大阪大会で強豪・南出剛も1R KOに下した服部賢大が再び大阪に登場。若手注目の後藤丈治と激突する。

 後藤は、TRIBE TOKYO M.M.A.所属となった2019年5月の聖王DATE戦のTKO勝ち以降、同7月に平田純一を1R TKO、9月に道端正司をリアネイキドチョークで極め、2020年2月に力也をパウンドアウト。4月の祖根戦ではダウンを奪った上でのニンジャチョークで5連勝を飾っている。


 9月にはバンタム級世界7位だった藤井伸樹(※現在は6位)と対戦し、最終ラウンドに猛ラッシュを仕掛けるも及ばす判定0-3で敗れ、連勝がストップしており、今回が再起戦となる。

 また、第3試合では、「TTFC 08」でMMA白星デビューを果たした2017年の北斗旗全日本空道体力別選手権・最重量級(身体指数260以上)優勝者の岩﨑大河が連続参戦。2020年10月25日の『PANCRASE 319』では川和真を1R リアネイキドチョークで下したばかりで、2カ月間隔でMMA3戦目を迎える。

 対する加藤正徳は宮崎県初のプロ修斗選手。修斗で2勝2敗の戦績で、2018年9月の前戦「闘裸男23」では福田亮に判定勝ちを収めている。柔道とボクシングをベースに所属の近田道場、さらにバッファロー柔術や日大高校レスリング部等で練習を積んできた。23歳の岩﨑とどう戦うか。39歳の大阪2戦目となる。

TTF CHALLENGE 09

2020年12月20日(日)大阪メルパルクホール

開場12:30 開始13:00

▼メインイベント 修斗公式戦フェザー級70.3kg以下契約 5分3R
山本健斗デリカット(総合格闘技道場コブラ会) 
工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A)

▼セミファイナル 修斗公式戦ライト級77.1kg以下契約 5分3R
長田拓也(BLOWS) 
飯田建夫(MARS GYM)

▼第6試合 修斗公式戦バンタム級65.8kg以下契約 5分3R
服部賢大(STG神戸) 
後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)

▼第5試合 TTFルール フェザー級70.3kg以下契約 5分2R※延長有り
名田英平(総合格闘技道場コブラ会) 
高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We)

▼第4試合 TTFルール フライ級61.2kg以下契約 5分2R※延長有り
西村大地(BLOWS) 
上田直毅(パラエストラ東京)

▼第3試合 TTFルール ウェルター級83.9kg以下契約 5分2R※延長有り
加藤正徳(近田道場) 
岩﨑大河(大道塾/パラエストラ東京)

▼第2試合 TTFルール フェザー級70.3kg以下契約 5分2R※延長有り
中川皓貴(reliable) 
狩野 優(TRIBE TOKYO M.M.A)

▼第1試合 TTFルール バンタム級65.8kg以下契約 5分2R※延長有り
宇都宮 伍(直心会) 
大谷 啓元(パンクラスイズム横浜)

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント