2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『Cygames presents RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』。同大会ではキックボクシング最強女王決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」が開幕。8名の女子キックボクサーが最強の称号と優勝賞金300万円を目指して戦った。
(写真)練習仲間であり盟友のerika(右)の健闘を称えた 会場にはREBELS-BLACK女子46kg級初代王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)も観戦に訪れ、練習仲間であるerika(=名前の後にハートマーク/SHINE沖縄)を応援していたようだ。ぱんちゃんは自身のSNSにて「エリカさん! 感動した。延長判定聞いて、抱きしめたくなった…カッコ良かった! 本当に。ほんとにかっこよかった!! 言いたいことたくさんあるけど溢れちゃうから」と、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)に延長戦の末、惜敗したるerikaの戦いぶりに感動を覚えた。
(写真)RISE QUEENの寺山(右)を相手に奮闘、延長戦までもつれたerika さらにその後、「そしてアトム級の選手を飛び越えて、1番闘いたい選手がsasori選手に変わってしまった…首相撲も強い! 見る度に怖さがパワーアップしてる! 笑顔と圧力のこの恐怖を味わってみたい! この選手に勝ちにいきたい! 前蹴りくらいじゃ効かない。体重相手に合わせてもやりたいと思ったのは初めて!」と、平岡琴(TRY HARD GYM)を破って決勝トーナメントに進出したミネルヴァ・ライトフライ級王者sasori(テツジム/PRIMA GOLD)との対戦を熱望した。
(写真)首相撲で平岡を崩し投げるシーンもあったsasori ぱんちゃんは11月8日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.67』にて、元ミネルヴァ・ピン級王者MARI(ナックルズGYM)との対戦が決まっているが、そこでアピールして年末の『RIZIN』出場を狙っている。その戦いぶりとキャラクターで旋風を巻き起こしているsasoriは「RIZINに出て欲しい」との声もあがっており、RIZINでさらに人気が出る可能性を持つ。平岡との試合では首相撲で相手をぶん投げるシーンもあり、ぱんちゃんが望む組みありのルールにも対応できそうだ。
平岡琴や宮崎姉妹、erikaはRISEとREBELSの両方に出場しており、女子の場合は団体の垣根はそれほど高くない現状があり、sasoriは『ミネルヴァ』の選手であることからも年末RIZINでぱんちゃん戦が実現する可能性はゼロではない。
(写真)まずは11月8日、元ミネルヴァ王者MARIを超えないといけないぱんちゃん しかし、ぱんちゃんは続けて「もっと頑張んないと。誰と闘っても、絶対差をしっかり、つけれる選手になる! まだ自分が強いと思った事ないから、まだまだこれから伸ばす! とりあえず4週間後! 圧勝して。まだまだ挫折してられねぇ。闘いたい選手と、沢山闘わしてもらうためにも」と、もっと実力をつけることが先決だともしており、年末での対戦はまだ早いと考えているのかもしれない。
いずれにしてもsasoriはぱんちゃんの当面の目標となったようだ。また「全員良かった。試合観て興奮しております」と、RISEのトーナメントに大きな刺激を受けたとも綴っている。