【RISE】海人と緑川創が火花を散らす、緑川「最高傑作をぶっ壊す」、海人「もう僕の時代」

　2020年10月11日（日）神奈川・ぴあアリーナMM『RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』の前日計量＆記者会見が、10日（土）都内にて14：00より行われた。 　会見にはワンマッチとトーナメントリザーブマッチで対戦する選手たちが出席。それぞれ意気込みを語った。 　中でも際立ったのは、第11試合のミドル級（-70kg）3分3R延長1Rで対戦する、S-cup2018世界王者・海人（TEAM F.O.D＝69.45kg）とWKBA世界スーパーウェルター王者・緑川創（RIKIX＝70.0kg）だ。 　口火を切ったのは緑川。「シュートボクシングの最高傑作と試合ができるのを嬉しく思います。素晴らしい大会で組んでいただき感謝します。相手は最高傑作ですが、俺はその最高傑作をぶっ壊すと名言しているので。あと、インタビューで生意気なことを言っていたので分からせる。小僧をぶっ飛ばします」と言い放った。 　それを受けて海人は「明日はぶっ壊すとか言われているんですけれど、もう僕の時代なので70kgも僕の時代にしていきたいと思うので倒して勝ちます」と、緑川の時代を終わらせると宣言。 　さらに緑川が「（海人は）表情もいいですし、身体の仕上がりも良さそうなので明日はいい試合になるんじゃないかなと思う。その中でも強さを見せてぶっちぎりで勝ちたいと思います」と言えば、海人は「計量の時は何も思いませんでしたが、いま会見でいろいろ言われたのでムカついています」と怒りを露わにした。 　第3試合の「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」リザーブマッチで対戦する宮崎小雪（TRY HARD GYM＝47.4kg）と小林愛理奈（FASCINATE FIGHT TEAM＝47.15kg）も、激しく火花を散らした。 　小林は「1週間前に関わらず試合を受けてくださってありがとうございます。トーナメントには選ばれずリザーブの形ですが、トーナメントでアツい試合をすると思うけれどそれに負けない明日一番の試合をする」と意気込む。 　宮崎は「試合のオファーをいただいたのが火曜日なので5日間くらいですが、1日1日を大切にして過ごしてきたので何の問題もない。明日は自分を信じてリングに上がるだけです」と、スクランブル出場も問題なしとする。 　しかし、ここから両者のコメントは一変。まずは小林が「今日見た印象は、制服を着てるけれどJKで若いなと思います。SNSでJKナメるなと言われたんですが、どっちが上か明日教えたろと思います」とニヤリ。 　それを受けて宮崎も「（相手は）体調が良さそうでいい試合になりそうですが、喧嘩を売られたので明日やってやります」と強気に返した。 ＜選手のコメント＞ “ブラックパンサー”ベイノア（極真会館／第2代RISEウェルター級王者）＝69.95kg「今日も板橋区成増から来ました。伊藤代表が言ったように一番目立つ試合を、試合だけじゃなく入場もマイクも目立ちたいと思います。今日から一番目立ってやろうと思ったんですが、（海人の服装を見て）個性が強い。スーツじゃないのもありなのか、海人君。なので明日挽回します。コロナでどうしてもイベントができない、成増阿波踊り大会が中止になってしまって。台風が戻ってくるかもしれない。そして誰もが半沢ロスを感じている。明日はその盛り下がっている全てを忘れるような試合を見せたいと思います　宮城選手は沖縄の獣vs僕は成増の獣同士、誕生日も同じ、パンツが赤でどれだけ被っているのかと。でも獣感は僕の方があると感じました。メガネと髭は僕より似合うと思います」 宮城寛克（赤雲会／TENKAICHIウェルター級王者、TENKAICHIミドル級王者）＝69.95kg「今回RISEの大きな大会に出場させていただき感謝します。明日はしっかり倒して気持ちよく沖縄に帰りたいと思います。ベイノア選手は映像を見ていて面白いなと思っていた選手で、目の前でも面白いと感じました。身体も仕上がっていたので明日は盛り上がる試合をしたいと思います」 秀樹（新宿レフティージム／K-1 REVOLUTION FINAL-65㎏級世界王者、ライト級1位）＝62.95kg「リザーブマッチに決まりましたが、トーナメントの4人の実力を見ても自分がいてもおかしくないと信じているので、この思いを北井選手にぶつけて、トーナメントに出場できる可能性を信じて明日はぶつけます。北井選手とは3年前に試合して判定で勝っていますが、またいずれやるだろうと思っていて今回その時が来たので倒して勝ってやろうと思います。パンチが強そうな体格なので明日は殴り合いになるだろうと楽しみにしています」 北井智大（チームドラゴン／ライト級3位）＝62.8kg「明日はリベンジマッチになります。前回ラスト10秒でダウンを取られて負けたので、今回はしっかり勝つような練習をしてきたので今回は勝ちます。相手を見て…特に何も考えなかったですね。デカいな、くらいですね」