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【QUINTET】アテネ&北京五輪金の柔道家・内柴正人が参戦

2020/10/08 15:10
 2020年10月27日 (火)、後楽園ホールで開催される「コロブロックpresents QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO」のトーナメントに2004年アテネ、2008年北京オリンピック柔道男子66kgで金メダルを獲得した内柴正人の参戦が発表された。『QUINTET』は桜庭和志がプロデュースするグラップリング(組み技限定)大会。  内柴は2004年アテネ、2008年北京オリンピック柔道男子66kgで金メダルを獲得。柔道引退後は柔術にもチャレンジ。2018年にはキルギス共和国の柔道連盟総監督に就任し任期満了まで指導を行ない、現在は地元熊本県の温泉旅館に勤めている。一時、RIZIN参戦も噂されたことがある。 (写真)2017年11月に柔術の大会に出場し、優勝している内柴(C)日本ブラジリアン柔術連盟 内柴は、教え子への準強姦罪で2011年12月に逮捕され、合意の上での行為と裁判で主張し続け最高裁まで争ったが、2014年4月に懲役5年の実刑判決が確定。2017年9月まで服役していた。社会的制裁を受け刑期を終えた内柴は、今回は柔道時代の先輩である小見川道大と共に戦うチャンスを得て試合復帰を決断。小見川率いるTEAM WOLFの一員として戦う。  QUINTETは各5名のチーム同士による勝ち抜き戦で争われるため、TEAM ONEHUNDREDを率いる宇野薫(UNO DOJO)やTEAM TOKORO PLUS α 2ndを率いる所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)らと内柴の対決が実現するかもしれない。  チームリーダーの小見川は「柔道時代、輝かしい実績と経験、その柔道スキルを活かしたグラップリングの強さはもちろん、生き物としてとてつもない強さを兼ね備えてます。今を全力で生き抜く狼、内柴正人選手をTEAM WOLF 最後の狼として発表します。共に戦える喜びを胸に、俺たちのクインテットを思う存分に楽しみます」とコメント。  内柴は、QUINTETの公式YouTubeで、道衣を脱いだグラップリングの練習の模様を公開し、「第1回大会から観て出たかった大会なので頑張りたいと思います」と意気込みを語ると、5人1組の団体勝ち抜き戦であるQUINTETの試合形式について、「仲間のことをサポートするような戦いもあり、楽しい感じと真剣な感じで、でも一番になったら嬉しいと思えるような大会」と評している。  また、柔道時代の先輩である小見川について、「昔は全日本という一つのチームで世界一を目指していましたけど、あの頃のように一つのチームで一番を目指して頑張りたいと思います」と、久しぶりのチームとしての出陣でともに優勝を目指すことを語ると、「練習もちょっとあまりできていない状態ですけど、出来る限り最善を尽くし、『いい戦いができた』と言ってもらえるように努力します」と、試合に向けて仕事と並行して調整を続けることを語っている。
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