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【RISE】リザーブ戦から繰り上がり出場の“怖いお姉さん”平岡琴が毒舌会見「チャンピオンとして恥ずかしくないのか」

2020/10/05 21:10
 2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMM『RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』で開幕のキックボクシング最強女王決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」。  当初、1回戦でミネルヴァ・ライトフライ級王者sasori(テツジム/PRIMA GOLD)との対戦が決まっていたシュートボクシング日本女子ミニマム級王者・女神(TIA辻道場)が練習中の負傷により欠場。代わってトーナメントリザーブマッチでの参戦が決定していた平岡琴(TRY HARD GYM)が本戦出場に繰り上がり、1回戦でsasoriと対戦することになった。  平岡は極真会館の全日本女子ウェイト制空手道選手権軽量級優勝の実績を持ち、多彩な蹴り技が持ち味の選手。Krushでプロデビューし、近年はRISEで活躍。今年2月の『RISE GIRLS POWER 2』では3連勝でRISE QUEENアトム級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)に挑み、ダウンの応酬の末に判定で敗れた。8月には『REBELS』に初参戦したが、今回のトーナメントにも参戦するerika(=erikaの後にハートマーク/SHINE那覇)の首相撲に捕まり、判定3-0(29-28×3)で敗れてしまった。  erikaにトーナメント出場権を奪われる形となった平岡だが、女神の欠場により神村エリカ・トーナメントプロデューサーが空いた枠に平岡を選んだ。神村Pは「リザーブマッチの小林愛理奈vs平岡琴は見たかった試合です。期間が短くなければ先に対戦してもらってその勝者をあげたいと考えたんですが、怪我しても困る。タイトルマッチの実績、戦績、パフォーマンス能力を見て平岡選手の方がいいと思いました。キックボクシングを純粋に見せられる試合が出来るのはどっちだと考えたら平岡選手。あと紅絹選手との試合が印象に残っています。キャラがいいのでかき混ぜてグチャグチャにしてトーナメントメンバーを引っ張って行ってほしい」と、平岡を選んだ理由を説明。  平岡自身は「今回このような形で参戦が決まって凄く嬉しく思っています。自分でも持っているなと思ったし、トーナメントって実力ももちろんですけれど運を味方に付けないと勝てない部分があると思うので、そういう意味で今回は自分が優勝するんだろうなって凄く思いました。リザーブで決まった時は本当に悔しかったし、ずっと見返してやるって気持ちで練習してきました。盛り上げる気があるのかないのか分からないようなトーナメントメンバーの人たちにもぬるいなって思っていて。いろいろ思うこともあって。私が出ることになって、私がもっともっとこのトーナメントを盛り上げていこうと思います。なんかぬるま湯に浸かっているチャンピオンたちに喝を入れようかなと思っています。必ず私が優勝したいと思っています」と、チャンピオンたちは“ぬるい”と一刀両断。  神村Pも「sasori選手も平岡選手も気持ちが強い選手ですし、平岡選手は魅せられるパフォーマンス能力を持っているので楽しみです。チャンピオンに優勝したいって気持ちがあまり見えてこなくて。各々あるんでしょうけれど、今の時代どうにでも発信できる時代なので、自分がどれくらい優勝したいのか気持ち、想いを発信できる場がたくさんあるのに今の人たちはなかなかしない。これだけ盛り上がっているのにって思います。リザーブマッチの方が見たいなって思っていたので、平岡選手が台風の目になってくれるだろうし言ってくれているので、選手たちで盛り上げていかないといけないなって思います」と、平岡が盛り上げてくれることに期待しているとする。  それを受けて平岡は「これはもう自分のためのトーナメントだなって思いました」と言い、「誰かっていうか、みんなそう。チャンピオンとしての自覚があるのかなって。盛り上げる気があるのかって試合をする選手もいるし。みんなで盛り上げるって言っているけれど、本気で盛り上げようと思っているのは神村さんだけだと思うので。現役選手としてチャンピオンとして恥ずかしくないのか。チャンピオンの意地、本当にトーナメントや女子格闘技を盛り上げる気持ちがあるならもっとやれることがあると思いますし、ずっと神村さんに頼りっぱなしじゃないけれどどうなのかなって思っていました。自分がいたらもっと盛り上げられると思っていたので楽しみです」と、毒舌が止まらない。  1回戦で対戦することになったsasoriについては「sasori選手は身持ちが強いのでバチバチの試合になると思っています。最初から言っていますが、今回は1vs9(平岡vsリザーブも含めて参加者)の喧嘩だと思っているので、最初からバチバチにいってどんどん盛り上げていきたいと思っています。気持ちの勝負で、やられるかやるかってところを見て欲しい。ここ3戦ずっとサウスポーの選手とやって来たので、感覚はすぐに戻せたので問題ないです」と、sasoriとバチバチの試合をやりたいと予告した。
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