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3月31日(日)東京・新宿区の「GSPメディアセンター」にて「Krush.99」の一夜明け会見が行われた。
30日の第5試合で東本央貴を3Rに右ストレートでKOし、弟・横山朋哉と揃ってのKO勝ちを飾った横山巧。試合前はコメントでバチバチに火花を散らした東本に対して「東本選手は本当にパワーも凄くて、今回の試合はどっちが倒れてもおかしくない試合だった。東本選手と試合が出来て本当に光栄に思っている」と敬意を表すと「今回はスピードとパワーを重視して戦うと言っていましたが、パワーも付いたしスピードも落ちずに課題をクリア出来て良かったです。反省点としてはライト級に上げたことによって、対戦相手がスーパー・フェザー級の選手とは一回り体格が大きい選手になって、距離感が上手く掴めなかったです。次はその距離感を克服して戦いに挑みたいと思います」とライト級初戦を振り返り、距離感を次戦への課題に挙げた。
K-1・Krushでは兄弟揃って活躍するファイターも多いが、横山も「今たくさんの兄弟ファイターが活躍していますけど、その兄弟ファイターはみんな強い。そこにやっぱり横山兄弟の存在を今回の試合で発揮出来たんじゃないかなって思ってるんで、これからどんどん上位に絡んで行きたいです」と弟・朋哉と共に横山兄弟として上の選手たちを喰っていくと堂々宣言。
「今回はKrush最後の大会ということで、本当にKO連発で最後のKrushにふさわしい大会になった。僕はこれがKrush最後じゃなくて、新しいスタートだと思ってるんで、これから僕たちの世代がK-1・KRUSHを引っ張っていきます」と力強く宣言した。
横山 巧「ライト級の選手のスピードでは俺には当たらないかな」
「昨日の試合は本当にたくさんの応援と支えがあって無事勝つことができました。本当にありがとうございました。ライト級初戦ということもあって、やっぱりプレッシャーもあって。しかも1試合目から4試合目までずっと連続でKOで来てたんで、本当にプレッシャーが半端なくて。その中での勝ちは自分の中で大きなプラスになったのでこれからも頑張りたいと思います。(対戦相手の印象は?)東本選手は本当にパワーも凄くて、今回の試合はどっちが倒れてもおかしくない試合だったと思います。あとは試合が終わった後に控え室に戻った時に、東本選手とお話させてもらって、本当は良い人なんだなという印象が強かったです。東本選手と試合が出来て本当に光栄に思ってます。
(東本選手の左ストレートを上手くかわしていたが?)やっぱりスピードにおいては弟の朋哉の方が(東本と)同じサウスポーで全然スピードもある。そのスピードに慣れてるんで、ライト級の選手のスピードでは俺には当たらないかなっていう感じですね。(ライト級でどんな試合をしていきたい?)ディフェンスは今回かなり練習して、いつも通り戦ったつもりでした。会見ではスピードとパワーを重視して戦うと言ったんですけど、その点においてはやっぱりパワーも付いたしスピードも落ちてないので、自分にとってはそこは課題をクリア出来て良かったと思います。逆にライト級に上げたことによって、やっぱり距離感がスーパー・フェザー級の相手とは一回り体格が違ってくるんで、その距離感が上手く掴めなかったことが自分の今回の課題だと思っています。次はその距離感を克服して戦いに挑みたいと思います。
(弟の朋哉選手は『横山兄弟として見せたいものがある』と話していたが?)たくさん兄弟ファイターが今は活躍してますけど、その兄弟ファイターはみんな強い。そこにやっぱり横山兄弟という存在が、今回の試合で存在感を発揮出来たんじゃないかなって思っているので、これからどんどん上位に絡んで行きたいと思ってます。(ライト級でやりたい相手と今後の目標は?)どんな選手とやりたいとかはないんですけど、とりあえず当たった選手は片っ端からぶっ倒して行こうと思ってるんで。まず一つ一つしっかり順番を踏んで、そこからタイトルマッチに絡んでいけたら良いなと思ってます。(ファンに向けてメッセージは?)今回Krush最後の大会ということで、本当にKO連発で最後のKrushにふさわしい大会になったんじゃないかと思ってます。これがKrush最後じゃなくて、これがスタートだと思ってるんで、これから僕たちの世代がK-1・KRUSHを引っ張っていこうと思ってるんで、皆さん応援よろしくお願いします」
K-1 JAPAN GROUPで無敗街道をばく進! 横山朋哉が兄・巧と兄弟での王座奪取を誓う!「組まれた試合は全部KO勝ちしてベルトを目指して突っ走る。横山兄弟、2人でチャンピオンになります」
前戦で初回KOを上げた同士、注目のスーパー・フェザー級対決となった一戦は、横山朋哉が斎藤祐斗に1RKO勝ち。K-1 JAPAN GROUPで無敗街道を突き進む横山は「組まれた試合は全部KO勝ちできるように勝っていって、ベルトを目指して突っ走る」と王座挑戦も視野に入れつつ「昨日は兄弟2人ともKO勝ちで最高の勝ち方ができた。横山兄弟、これからもっともっと上を目指していく」と兄・巧と共に兄弟でのさらなる活躍を約束した。
「昨日はたくさんの応援が来てくれて、本当に勝ててよかったと思っています。また兄弟で2人ともKO勝ちして、最高の勝ち方ができてよかったなと思っています。(試合を振り返って)昨日は体が軽くて本当にスピードがめっちゃ速くできていたので、スピードで行ければ勝てるなと思って、スピードを重視して行きました。
(最後のKrushでの試合について)実は今回Krushの舞台が初めてで、こんなにいい舞台があるんだなというのを知りました。名前は変わってしまいますが、変わらず“超破壊型打撃格闘技”として楽しみだなと思いました。(今後戦いたい選手は?)とりあえずトップ戦線の強い選手と戦っていきたいです。とりあえず組まれた試合は全部KO勝ちできるように勝っていって、ベルトを目指して突っ走っていきたいと思います。あと兄弟で2人で高め合って頑張っていきたいと思います。横山兄弟、これからもっともっと上を目指していくので2人ともチャンピオンになれるよう頑張っていきたいなと思います。
本当に昨日は応援ありがとうございました。最後のKrushで兄弟で2人ともKO勝ちできて、本当によかったなと思っています。また次戦に向けて、気合いを入れてもっともっと成長した姿を見せられるといいかなと思ってますので、これからも応援よろしくお願いします」
16歳・関西の超新星・斗麗、試合終了間際の劇的KO勝利に笑顔「だいぶ満足でしょ? 面白かったでしょ? やってる本人はしんどかったですけど満足しました(笑)」
本戦第1試合に出場した斗麗(とうま)は16歳と思えぬ完成度の高い試合運びで、安達元貴から2度のダウンを奪った後、試合終了1秒前にKO勝ち。ポテンシャルの高さを見せつけると、8月のK-1大阪大会出場を熱望した。
斗麗「両拳折れたけど8月のK-1大阪大会に出たい」
「昨日は京都から、AbemaTVから応援してくださったみなさま、ありがとうございます。無事勝ててよかったです。試合の感想は最後の1秒でKOできたところが僕の中では一番嬉しかったです。
対戦相手の安達選手はめっちゃ気持ちが強くて打たれ強くて、やってて倒れへんしゾンビかなと思って、試合中は困ってました。でも最後倒れてくれたのでよかったです。(相手より)上回ったのは基本的に顔ですね(笑)。顔は試合やる前から分かっていたので、それだけは負けへんかなと思って。それだけですね、はい。(最後のKrushで満足いく試合ができた?)だいぶ満足でしょ? 面白かったでしょ? やってる本人はしんどかったですけど満足しました。
今後の目標は昨日の試合で両拳折れたので、カルシウムいっぱい摂って、いっぱい試合できるように頑張るので、8月のK-1大阪大会に出たいです。(両拳は)ホンマに折れました。最後のフックで『うわ! 折れた!』と思いました。(戦いたい選手は?)あんまり選手のこと知らないんで、誰が強いとか。みんなが見たい試合だったら全然やるんで、大阪大会で是非それをやらせてください。
(ファンのみなさんへのメッセージは?)僕はまだ全然強くないし、自分で強いとも思ってないので、これからもっと強くなっていくんで応援お願いします」