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インタビュー

【K-1】神保克哉がピケオーに挑戦をアピール。川﨑真一朗が戦慄のカウンターを、小倉尚也が連続KO勝利を語る。SATORU成合は全試合全KO勝ち目指す=「Krush.99」一夜明け

2019/04/02 01:04
3月31日(日)東京・新宿区の「GSPメディアセンター」にて「Krush.99」の一夜明け会見が行われた。 30日のセミファイナルで藤村大輔から判定勝利を収めた神保克哉。会見では「せっかくの神興行だったのに、KO出来なくて残念です。もっとクレバーに戦ってればKO出来たかなって、こう見えてちょっと反省してます」とKO連発だった昨日の大会の中で判定決着に終わったことを反省。そのうえで「ピケオーとやるのはもう俺しかいないんじゃないですか?」とスーパー・ウェルター級王者・ピケオーへの挑戦をアピールし、今後の目標として「世界制覇」と超弩級の看板を掲げた。 神保克哉「ピケオーへの挑戦者は俺しかいないと思ってます。めちゃくちゃクレバーに戦って倒す」 「せっかくの神興行だったのに、KO出来なくて残念です。もっとクレバーに戦ってればKO出来たかなって、こう見えてちょっと反省してます。(対戦相手の藤村選手は拳が硬そうだったが、実際に戦ってみた印象は?)毎回試合中はアドレナリンが出まくっちゃうんで、あんまり拳の硬さとかは分かんないですね。(勝因は?)本当はもっとクレバーに戦おうかなと思ったんですけど、自分もやっぱ漢なんで。何かちょっと熱くなっちゃう部分があって、そこが反省点ですかね。(次回からは冷静な特攻を見せる?)間違いないです。一撃必殺見せます。 (スーパー・ウェルター級のベルトを持っているピケオーに挑戦したい?)『いやもう俺しかいないんじゃないですか?』って感じなんで、俺しかいないと思うんでお願いします。(実際にピケオー戦うとしたらどのように戦う?)ピケオーとやるんだったら、めちゃくちゃクレバーに戦います。今までの自分じゃないぐらいクレバーに戦って、頭使って倒そうかなって考えてます。(今後の目標は?)世界制覇なんで、今後もご注目ください(ファンに向けてメッセージは?)今言ったんですけど、今後の自分の世界制覇にご注目ください」 川﨑真一朗「瓦田選手の試合動画をひたすら見て、出てきた瞬間に左フックを合わせようと狙っていた」 30日の第6試合で瓦田脩二から1Rに左フックで三度ダウンを奪って会心のKO勝利を収めた川﨑真一朗。一夜明け会見では勝負を決めた左フックについて「瓦田選手の過去の試合の動画をひたすら見て(瓦田が)出てきた瞬間に左フックを合わせようと思っていた。特に右を打つ時に顎が出てくるんで、そこはもう狙ってました」と試合前の発言の通り、相手を研究し尽くした上で狙い澄ました攻撃だったことを明かした。 想定通りかつ会心のKO勝利にも見えた一戦だが川﨑は「昨日の試合に満足はしてません。ワンパンで終わらせれるようにめちゃめちゃ練習しとったんで、そこはちょっと悔しいです」と反省の弁。「次はワンパンで終わらせたいし、会場を爆発させるような試合をしたい」とファンにメッセージを送った。 川﨑真一朗「大沢選手は27歳で同い年。『俺とやろう!』は嬉しかった」 「昨日の試合は1RKO出来て良かったと思います。狙っていた左フックで倒せたんで、また次回もしっかり作戦を立てて、それが実行出来ればなと思います(対戦相手の印象は?)もうずっと動画で何回も見てたんで、そのままですね。(狙っていたという左フックで倒せた要因は?)瓦田選手の過去の試合の動画をひたすら見てたんで、そこしかないと思って。(瓦田が)出てきた瞬間に左フックを合わせようとずっと思っていました。特に瓦田選手は右を打つ時に顎が出てくるんで、そこはもう狙っていました。(試合後には大沢文也から対戦要求があり、それに応えるマイクアピールがあったが?)大沢(文也)選手が強いというのもあるんですけど、27歳で同い年で凄いスター性もあってちょっと憧れてる部分もあります。その選手から試合が終わった後に『俺とやろう!』なんて話しかけられて凄い嬉しかったです。 (最後のKrushで満足する戦いは出来た?)いや、満足はしていません。できればあそこはワンパンで終わらせたかったです。ワンパンで終わらせれるようにめちゃめちゃ練習しとったんで、そこはちょっと悔しいですね。次はワンパンで倒せるようにしたいと思います(今後の目標は?)目標は多分みんな一緒やと思いますけど、やっぱりK-1のベルトを巻くことです。(ファンに向けてメッセージは?)ファンの皆さん、いつも応援してくれる皆さん、昨日は応援ありがとうございました。この試合に向けて本当に気合入れて練習してきて、途中で心が折れそうになったこともあったんですけど、皆さんの励ましのメッセージとかをいただいて凄い元気づけられました。次の試合でも会場爆発させれるような試合が出来るように備えたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」 小倉尚也「スーパー・バンタム級には戦わなければいけない選手が多い。自分が夢に向かって生きていけるのもKrushのおかげです」 30日のスーパー・バンタム級の一戦で小倉尚也は3連敗からの脱出を図った桝本“ゴリ”翔也にKO勝利。スーパー・バンタム級王座決定トーナメントのメンバーからは漏れた小倉だが、Krush以外の試合も含めると3連続KO勝利とスーパー・バンタム級での存在感を高めている。会見では今大会で最後となるKrushに対して「人生を変えてもらった」と感謝を語り、次戦に向けて気を引き締めた。 小倉尚也「早く止めてくれないかなってずっと思っていました」 「昨日は応援ありがとうございました。KOはもちろん狙っていたんですけど、実際にKOできてすごい嬉しかったです。気持ちを込めて戦って、結果いい試合になりましたので、ファンの方にも喜んで頂けたかなと思います。あと桝本選手に、真っ向勝負してくれたので感謝しています。 (桝本は)打たれ強かったですね。早く止めてくれないかなってずっと思っていました。ただ僕もだいぶパワーもついてきて倒せるようになってきて、3試合連続でKOが続いています。自分も倒せるようになってきて、自信も出てきたので、その自信がいい方向に繋がっているかなと思います。(よく当たっていた右のパンチは?)狙っていたのもありますし、あのパンチは昔から結構得意なので、当たってくれましたね。(今後、戦いたい相手は?)スーパー・バンタム級はみんな強くて、やらなきゃいけない選手が多いので、まずは当てられた相手としっかり対戦して、盛り上げて、勝って一番上に行きたいと思います。 (Krushの思い出について?)Krushの思い出の試合というと、自分の試合より、今までKrushを作ってきてくださった先輩方の試合の思い出ばっかりです。自分の試合なんてこれっぽちも思い出に残らないんですけど、先輩方がKrushを作ってきてくださって、自分の人生もこうやって変えて頂いたので、本当に感謝しかないです。今までKrushを作ってきてくださった関係者、選手の方々に感謝しかないです。今こうやって、人生楽しく、目標に向かって夢に向かって生きていけるのもKrushのおかげだと思っているので、本当にいろんな人に感謝したいです。 (ファンのみなさんへのメッセージは?)改めて応援ありがとうございました。また熱い試合をして、Krushのリングを盛り上げていきたいと思いますので、これからもどうぞ応援よろしくお願いします」 SATORU成合、2019年の目標は全試合全KO勝ちと上位戦線への殴り込み!「逆転KO勝ちではなく、圧倒的なレベルの差を見せたかった」 スーパー・フェザー級のSATORU成合は久保一馬にダウンを先制されるも、3Rに3度ダウンを倒し返して逆転のKO勝ち。Krush初参戦を白星で飾って存在をアピールすると、「全戦全KO勝ち」と今年の目標を掲げた。 SATORU成合「僕が目指しているところがこのレベルじゃない」 「昨日はちょっと僕が目指しているところがこのレベルじゃないので、圧倒的なレベルの差を見せて勝ちたかったんですけど……。ダウンを取られて、そこで焦らず3RにKOできたことはよかったかと思います。(久保は)試合する前から気持ちが強くて体力がある選手だと思っていて、パンチが効いてるはずなのに倒れないし強いな、タフだなと思いました。でも今年は全戦全KO勝という目標を決めてるので、絶対倒したいと思ってやりました。 30日(スーパー・フェザー級の)他の選手の試合はまだ見てないんですけど、僕のレベルじゃまだまだ上のレベルに行けないというのを感じて、反省点もいっぱいでした。上のレベルに行けるようにまだまだ頑張らないといけないなって感じました。Krushに出るからにはベルトがほしいので、1試合1試合しっかり倒して、今年の目標通り全試合KO勝ちできるように頑張ります。  昨日は会場まで来てくれた方、AbemaTVで応援してくれた方、試合が終わってからおめでとうという連絡も来ていたので、これからももっとカッコいい試合ができるよう頑張っていくので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました」
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