注目を浴びてK-1デビューを果たしたMIOに、K-1の洗礼を浴びせた高梨
2020年9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪・第1競技場で開催された『K-1 WORLD GP~K-1秋の大阪決戦』。その一夜明け会見が23日(水)大阪府内で行われた。
第9試合のスーパーファイトK-1女子ミニマム級3分3R・延長1Rで、K-1初参戦のMIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を判定3-0(30-28×2、30-29)で降した第2代Krush女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)が出席。前夜の試合を振り返った。
「昨日の試合は今までの試合の中で一番楽しめたし、1Rから3Rまで考えて冷静に戦えました。試合動画も全然見てなかったんですが、自分のやろうとしている動きをしていただけなので。それがちゃんと試合で出来たから勝てたと思います。今回は今まで蹴りが苦手だったんですが、蹴りも出せていたのでいい感じの距離で戦えていたと思います」と、満足のいく内容と結果だったという高梨。
しかし、対戦したMIOのことを聞かれると「MIO選手は他団体でトップ、チャンピオンだったじゃないですか。もっとパワーがあるのかなって思っていたんですが全然感じられなくて。ダメージはないです」と言い、MIOが試合後のコメントで「これからは高梨選手のライバルとして絡んでいきたい」とコメントしていたことを聞くと「うーん…私は正直ライバルとは全く思わなかったですね。ライバルってMIO選手が思っているんだったら、フィジカルから鍛え直して来いって思います」とバッサリ。
今後については「(女子ミニマム級を)女子の三階級の中で一番目立つ階級にしたい。これからミニマム級は私が引っ張って行くし、トーナメントを開催してもらって強い外国人も呼んでもらって、私が倒してベルトを巻きたいのでよろしくお願いします」と、2階級制覇を目指すと語った。