しっかりと身体を作り上げてきた小林愛三が計量をパス。ジムの先輩・紅絹に続いてRISE QUEENの座を狙う
2020年9月20日(日)東京・新宿FACE『RISE GIRLS POWER 3』の公開計量&記者会見が、19日(土)都内にて14:00より行われた。
メインイベントの初代RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント準決勝3分3R延長1Rで対戦する、WPMF女子世界フライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)は51.65kg、スック・ワンキーントーン女子ミニフライ級王者KOKOZ(TRY HARD GYM)は51.80kgでそれぞれ計量をパス。
(写真)深々とお辞儀をしてから秤の上に乗った小林
その後の会見で小林は「初代フライ級王座決定トーナメントの出場者に選んでいただき感謝しています。まず、このトーナメントはRISE QUEENのベルトが懸かっており、大先輩が巻いていますが私の憧れのベルトになっています。そのベルトを自分が巻く姿を自分が見たいので、KOKOZ選手は上手くて強い相手ですが、どんな相手でも目の前の相手を倒して自分が勝ち上がります。その一択です。今までで一番追い込んできました。自分でも楽しみです」と、自信のコメント。
KOKOZは「小林愛三選手は私が日本で一番憧れていて強いと思っている選手なので、やれるのが一番嬉しいです。優勝より愛三選手に勝つことの方が目標だったので、トーナメントよりこの試合をどう勝つかしか考えていないので、自分の出せる精一杯を出して勝ちたいと思います」と、打倒・小林に全てを懸けるとした。
計量を無事パスした感想を聞かれると、小林は「周りの方のサポートのおかげと日々の練習のおかげで、しっかり追い込めて自分と向き合うことができたと思っています」、KOKOZは「52kgは初めてですが、もともと47kgから53kgまでやろうと思っていたので、この階級はラクだと思いました。食べながら減量しているので、元気な状態で試合できるので楽しみです」と答えた。
小林は「いつも計量後は好きなものというより、いかに身体を戻すかを考えています。いつも食べているパスタに生卵とポン酢とネギをかけて、それをひたすら食べようと思っています」と、“勝負メシ”を明かす。
一方、KOKOZは「自分は朝食も食べてきて超余裕なので、いつも通り過ごします。何を食べるかは特に決めていません。その時に食べたいものを食べます」と、余裕で好きなようにすると話した。
また、決勝で反対側のブロック(陣内まどかvs聖愛)のどちらと戦いたいかとの質問に、小林は「まどか選手がバチバチで戦うと言っていたので、バチバチで戦って会場が盛り上がって相手を倒した方と自分は対決したいです」、KOKOZも「もう片方の山の2人は試合をあまり見ていなくて分からないので、どっちがやりたいはないですが、勝ってきた強い方とやりたいと思います」と、両者とも勝ち上がった来た相手とやるだけと答えた。