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4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第二戦『SHOOT BOXING 2019 act.2』。既報の通り、今大会ではSHOOTBOXINGvsREBELS対抗戦が行われ、先鋒戦でSB日本ウェルター級1位・奥山貴大(ネックススポーツ/グラップリングシュートボクサーズ)と元REBELS65kg級王者UMA(K&K BOXING CLUB)が対戦する。
奥山は長らくSB日本ウェルター級トップ戦線で活躍し、昨年6月にはベテランの忍アマラ―を下して5連勝。8月のRIZINではスーパーウェルター級に階級を上げてK-1・Krushを主戦場にしていた松倉信太郎と対戦するも2RKO負けを喫した。今年2月には、再起を懸けて前SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起と対戦し判定勝利を収めている。
対するUMAはトリッキー足技を得意とし、REBELS中量級戦線で活躍。SBのリングでは、猛威を振るっていたタップロンにKO勝ち、ザカリア・ゾウガリーとの一戦では2RKO負けしたが、腰投げでシュートポイントを奪うだけでなく、パンチラッシュで追い込む場面を見せている。また、昨年11月に開催されたS-cup65kg世界トーナメントでは、一回戦でルンピニースタジアム認定スーパーライト級6位ランボー・ペットポートオーを破る番狂わせを起こすなど、S-cup準優勝を果たしている。
奥山がSBトップランカーの意地を見せるか、それともUMAが対抗戦初戦で勝利しREBELSに勢いを付けるか。
また、既報の通り、第2試合ではSB日本フェザー級(57.5kg)で同級1位・笠原友希(シーザージム)と同級4位・手塚翔太(GONG-GYM坂戸)が対戦する。
笠原は、現SB日本フェザー級王者・笠原弘希の実弟。現役高校生ながらハイレベルな技術を持ち、プロデビュー以降、10戦全勝。昨年11月、SBの史上最年少チャンピオン記録を達成すべく、植山征紀とSB日本スーパーバンタム級王座決定戦で対戦したが3RTKO負けを喫し初黒星となった。今年2月の開幕戦で復帰予定だったが、負傷箇所の回復に務め欠場に。今大会で5カ月ぶりに復帰を果たし、再びタイトル戦線を目指す。
一方、2017年アマチュアシュートボクシング全日本大会準優勝の実績を持つ手塚も現役高校生。昨年3月にデビューし、プロ2戦目ではSBランカーの大桑宏章の相手に抜擢されるなど確かな実力を持つ。開幕戦では元貴と対戦し敗れはしたが、追い込む場面も見せている。
現役高校生同士の一戦で勝利するのはどちらか。