2020年9月27日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.24』に追い風となるか。
8日、政府がコロナ感染症対策で9月末まで継続するとしていたイベントやプロスポーツの入場制限を19日にも緩和する方向で検討に入った、との報道がされた。これまでの上限5000人を撤廃し、収容人数の50%のみを維持するとみられるという。11日に開かれるコロナ感染症対策分科会で最終判断される見通し。
『RIZIN.24』は7日に前売りチケット全券種がほぼ完売(キャンセル分が出る可能性があるため)になったと主催者からの発表があり、榊原信行RIZIN CEOは「ファンの皆様には感謝の言葉しかありません。たださいたまスーパーアリーナの収容人数から83%減しか来場できないこと、とても悔しく感じています…また通常規模の大会を実施できるまで、RIZINが続けられるよう、まず今回の成功のため尽力します」とSNSに投稿していた。
(写真)那須川天心に哺乳瓶とおもちゃを渡して挑発した皇治 19日に上限5000人の規制が緩和されれば、座席数を増やすことは可能だと思われる。笹原圭一広報部長にその可能性を聞くと「そうなったとしても次に埼玉県がどう判断するかによります。国の方針を受けて自治体がいつから緩和するのかを決めることになるので、それを待ってからとなりますが、少しでも多くのファンに見に来ていただきたいのでRIZINとしてはいつ緩和されてもいいように準備はしています」と、ぎりぎりまで対応したいと話している。
なお、RIZINは9日にSS自由席の追加をしたが、これは上限5000人を想定してのものだという。