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【RISE】約1年ぶり復帰戦の森本“狂犬”義久「前口は別に強くないんじゃない。強いとは全然思わないね」

2020/09/02 04:09
【RISE】約1年ぶり復帰戦の森本“狂犬”義久「前口は別に強くないんじゃない。強いとは全然思わないね」

階級を上げて約1年ぶりの復帰戦を行う森本。相手は強敵の前口太尊だ

 2020年9月4日(金)東京・後楽園ホール『RISE 142』のセミファイナル(第7試合)スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1Rで、元J-NETWORKライト級王者・前口太尊(TEAM TEPPEN)と対戦するRISEフェザー級2位・森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラAKK)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 森本は空手出身のアグレッシブファイターで、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りとどの技でも倒せる破壊力の持ち主。15勝のうち10勝がKOで、この数年間RISEを盛り上げてきた主力選手の一人だ。昨年、篠塚辰樹との因縁対決を制したが7月の『ONE』でジョシュ・トナー、9月のRISE幕張大会でタリソン・ゴメスに判定負けを喫し2連敗中。階級を上げて約1年ぶりの試合に臨む。


(写真)ONE初出場ではボディ攻めに苦しみ判定負け

「早く試合したかったすよね。退屈でした」と試合を待ち望んでいたという森本。階級を上げた理由は「減量がマジきつくて。俺、(減量の)最後の方は何回も倒れてんすよ。ストレスもヤバいし。いい選択だったと思うね。ベルトが欲しいから階級を上げてやってるし。早くたどり着きたいね」とフェザー級では減量苦だったことをあげ、今後はスーパーフェザー級でタイトルを目指すとした。

「減量もあと4kgくらいだから。いつもよりストレスもないね。いつもよりイライラしていないし」と調整も順調だとする。

 今回対戦する前口はJ-NETWORKライト級王座に就くなどパンチを武器にトップクラスで活躍し、近年は『KNOCK OUT』を主戦場に。RISEには2019年7月から参戦している。

 前口について聞かれると「太尊とは実は前からやってみたいと思っていて。ファイトスタイルとか好きだし。まあ、楽しみかな」と戦いたい相手だったとしたが、「前口は別に強くないんじゃない。強いとは全然思わないね」と言い放つ。


「倒すとしたら顔面じゃない? 腹とかローでは倒れなさそうな感じだから。スピードは俺の方があるから、スピードを活かして戦いたいって感じで。何が当たるかは分からないけれど、もちろん倒したいね」と、スピードを活かしてKOを狙っていくとするが、「パワーはハッキリ言って自信ありだね。前口よりあるね。(フィジカルトレーニングを)死ぬほどやってきた。前日から明日マジ嫌だなってくらいやってきたから。バッチリだね」とパワーにも自信あり。

 前口が「俺が永遠の反抗期なら、あいつは永遠の中二病」と言っていることに関しては、「ナメたことほざいてるね、あの野郎」と怒りを隠さず、「タイソンを軽く吸い取っちゃうのでよろしく」と、ダイソンとかけたジョークで締めくくった。

 また、引退を発表した同門の元RISEスーパーフェザー級王者・野辺広大について「この間聞いてビックリした。寂しいは寂しいけれど、あいつもやりたいことが見つかってそっちに行くわけだからいいんじゃない」と、背中を押したいとした。

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