2020年8月29日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.116』の一夜明け会見が、30日(日)に行われた。
会見には第6試合の-63.5kg契約3分3R延長1Rで、ラウェイ王者の金子大輝(K-1ジム大宮チームレオン)を1R3分2秒、左フックからの右フックをフォローとしてKOした東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。前夜の試合を振り返った。
当初、金子は堀井翼との再戦に臨むことが決まっていたが、堀井が負傷欠場。代わって東本が出場することになった。
「2週間前に試合が決まって期間がなかったけれど、試合のことしか考えていなかった。その結果が昨日出たと思います」と東本。
「金子選手の映像を何回か見て、思い切り振り回してくる選手なので気を抜いて一発でももらったら倒れると思っていました。それは頭に入れていた。でも、いざもらったら凄いパワーでした。そこを気を付けて冷静にイチから組み立てて、ジャブからいって倒すことができたので計画通りだったと思います」
金子の右に合わせての左フックは序盤から狙っていたように見えたが、「決めてはいなかったんですが、自然と身体が動きました。冷静に戦えていたからだと思います」と、自然と出た攻撃だったという。
金子が繰り出していたラウェイハンマー(上から鉄槌を振り落とす)については、「あれがラウェイなんとかなんですね。あれも動画で見ていたので、トレーナーにやってもらっていて。当たったらけっこう脳が揺れると思ったので、けっこう対策できました」と、防ぐのを練習していたと明かした。
今後に関しては「パンチはけっこう当たったら誰でも倒せる自信があるので、Krushなら同じ階級の王者ゴンナパーとやりたい。誰がやっても勝てていないので、俺のパンチが当たったらどうなるのかなっていうのが楽しみというのはありますね」と、Krush王者ゴンナパーとやってみたいとした。
最後には「2週間前に決まってバタバタやったので、試合に集中していたので(自身が経営する)ショーグンバーガーのスタッフに迷惑かけました。これからほぼ毎日店にいるのでよろしくお願いします。試合後にパンを取りに行ってほとんど寝てないです。町田のショーグンバーガー、ぜひ食べに来てください」と、恒例となったバーガーショップの宣伝で締めくくった。