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【修斗】9月21日後楽園→9月19日渋谷O-EASTで昼夜二部大会に! 仲山貴志が初防衛戦でSASUKEと対戦、猿丸ジュンジvs飯野タテオ、藤井伸樹vs後藤丈治も!

2020/08/25 02:08
 当初、2020年9月21日(月・祝)に後楽園ホールにて開催が予定されていた株式会社サステイン主催のプロフェッショナル修斗公式戦が、日程と会場を変更し、9月19日(土)に渋谷TSUTAYA O-EASTにて行われることが発表された。  新たに9月19日に渋谷で行われるプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.6 Supported by ONE Championship」は昼夜二部構成(第1部14:00開始、第2部18:30開始 ※入れ替え制)で有観客で開催。併せて対戦カード3試合も下記の通り、発表された。 ▼環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R仲山貴志(王者・初防衛戦/総合格闘技津田沼道場)SASUKE(挑戦者・同級1位/マスタージャパン)  決定対戦カードとして、2020年1月に、ライバルTOMA(直心会TK68)が持つ環太平洋王座に挑戦し、一進一退の攻防の末、スプリット判定で悲願の初戴冠となった仲山貴志(総合格闘技津田沼道場)が初防衛戦。挑戦者は4連勝でトップコンテンダーとなったSASUKE(マスタージャパン)に決定した。  王者・仲山は2019年1月の青井人戦のリアネイキドチョークでの一本勝ち以降、3連勝中。同7月に稲葉聡に判定勝ち、2020年1月の前戦でTOMAを破り、環太平洋フェザー級のベルトを巻いた。 “武闘派”が多い事で知られる津田沼道場の中では珍しく理論派として通っており、フェザー級トップランカー達と激闘を重ね6年目にしてようやくベルトを手に入れた言わば苦労人。僅差の判定でタイトルを獲得したが、ここでスッキリとした形で初防衛戦をクリアし“強い仲山”をアピールしたいところだろう。  挑戦者SASUKEは2019年7月の鈴木淑徳戦での1R TKO勝ち以降、4連勝中。同10月に稲葉聡を1Rにギロチンチョークで極め、同11月には3年前にKO負けしていた山本健斗デリカットに判定2-0でリヴェンジ。2020年5月の前戦では、無観客で行われたABEMAテレビマッチで西浦ウィッキー聡生を判定3-0で下している。  2016年にプロデビューするも、怪我により3年を越えるブランクに苦しんだが、復帰後は得意のドミネートで相手を削り、怒涛の4連勝。その白星の中には、かつて王者・仲山が2度敗れている山本健斗戦での勝利も含まれる。 (C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN  絶好調のSASUKEに更なる追い風となるのが、同門の黒部三奈が修斗史上初の女子世界王者に戴冠した事だ。切磋琢磨してきた仲間の快挙。弘中邦佳、松本光史、黒部三奈と名門マスタージャパン4人目の王座獲得に向け、チーム一丸となって王者仲山に挑む。  仲山が必殺リアネイキドチョークでSASUKEを葬るか? 西浦越えでそのスタイルに更なる磨きをかけているSASUKEが修斗伝統の階級に世代交代をもたらすか? ▼ストロー級 5分3R猿丸ジュンジ(世界ストロー級1位/修斗GYM東京)飯野タテオ(世界ストロー級2位/和術慧舟會HEARTS)  ストロー級では、トップコンテンダー同士のランキング戦、猿丸ジュンジ(修斗GYM東京)vs.飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)の一戦が決定。  ストロー級世界ランキング1位の猿丸は、2018年5月の永井美自戒戦以降、3勝1分と負け無し。同11月の本田良介戦はローブローによる2Rテクニカル判定勝利も、2019年9月に中川マイケルと判定1-1ドロー、2020年1月の前戦ではジェロム・ワナワンに判定3-0で勝利している。キャリア13年のベテランが再び王座戦線に名乗りを挙げるか。  対する飯野は世界ランク2位。2018年8月に小川竜輔に1R KO勝ち後、2019年3月に児玉勇也にも1R KO勝ち。2019年6月には木内 SKINNY ZOMBIE 崇雅にも判定3-0で2年半ぶりのリヴェンジを果たしており、3連勝をマークしている。会場変更で3年ぶりの後楽園ホール凱旋とはならなかったが、O-EASTは木内戦の一本負けから、小川戦のKO勝ちで再起を果たした会場。猿丸戦でも“全力全開出し切り”ファイトで勝利のジェットポーズを見せるか。  ストロー級戦線は、世界王者の箕輪ひろばがONE Championshipと契約中。3位の本田良介が2019年9月に、3連勝中だった元王者の黒澤亮平にスプリット判定で競り勝ち。2020年7月には王座挑戦経験のある小巻洋平(4位)も1R リアネイキドチョークで極めるなど、トップランカーの潰し合いが続いている。  今回の1位と2位の直接対決の結果如何では、ストロー級タイトル戦線に大きな動きが生まれそうだ。 ▼フェザー級 5分3R藤井伸樹(ALLIANCE)後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)※初参戦  そして修斗“黄金のバンタム”にまた新たな選手の参戦が決定した。  2020年4月に開催された「Road to ONE:2nd」で元環太平洋王者・祖根寿麻(ZOOMER)を1R ニンジャチョークで極めて、MMA5連勝をマークしている後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)が修斗に参戦。その初戦の相手がバンタム級で“最も戦いたくない男”と言わしめる藤井伸樹(ALLIANCE)となった。 (C)Road to ONE Executive Committee/ABEMA  長南亮TRIBE TOKYO M.M.A.代表が自信を持って最激戦区であるバンタム級に送り込んできた後藤。もともと北海道のアマチュア格闘技から、キックボクシングアカデミー札幌&P'sLAB札幌に所属し、PANCRASE札幌大会などで活躍。  2017年1月には「RISE 115」でKENTAとドロー。同3月の「BOUT 26」では当時RISEバンタム級7位だった出口智也に、プロキック2戦目で判定勝ちという経歴も持つ。  2018年12月の「PANCRASE 302」米山千隼戦での1R TKO負け以降、北大を卒業して上京。東京で就職しTRIBE TOKYO M.M.A.所属となった。2019年5月の聖王DATE戦のTKO勝ち以降、同7月に平田純一を1R TKO、9月に道端正司をリアネイキドチョークで極め、2020年2月に力也をパウンドアウト。  4月の祖根戦では、サウスポーから右の三日月蹴り、さらに左ストレートを効かせてラッシュ。右フックでダウンを奪うと、立ち上がり際にニンジャチョークを極め、5連勝となった。  対する藤井もPANCRASE出身。ネオブラッド・トーナメントを経てプロデビュー。諦めない粘り強さと動き続けるタフネスさを持ち味に頭角を現し、2016年9月の「TTF CHALLENGE 06」での1R KO勝ち以降、2018年5月のアラン“ヒロ”ヤマニハ戦の判定勝ちまで怒涛の6連勝を飾った。  2018年11月から修斗に参戦し、岡田遼、魚井フルスイングに判定負けで2連敗を喫したが、その後、2019年5月に石橋佳大(3R KO勝利)、9月に齋藤翼(判定3-0勝利)という激闘派に競り勝ち2連勝。しかし、2020年1月の後楽園ホール大会で、田丸匠に的確な打撃と寝技の際で上回られ、判定負けを喫している。  無尽蔵のスタミナがもたらすひたむきなファイトから、藤井が上位陣を崩すためにどんな課題を克服してきたか。その我武者羅さを止める強力な武器を持つ後藤は、修斗のマットでも祖根を下した左ストレートを炸裂させるか。大注目の一戦だ。  なお、どの対戦カードが1部と2部に振り分けられるかは、後日、発表となる。 プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 Supported by ONE Championship 第1部・第2部 2020年9月19日(土)渋谷TSUTAYA O-EAST第1部 14:00  ※ 13:45オープニングファイト開始第2部 18:30  ※ 18:15オープニングファイト開始 【決定対戦カード】 ▼環太平洋フェザー級チャンピオンシップ 5分3R仲山貴志(王者・初防衛戦/総合格闘技津田沼道場)SASUKE(挑戦者・同級1位/マスタージャパン) ▼ストロー級 5分3R猿丸ジュンジ(世界ストロー級1位/修斗GYM東京)飯野タテオ(世界ストロー級2位/和術慧舟會HEARTS) ▼フェザー級 5分3R藤井伸樹(ALLIANCE)後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)※初参戦
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