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【DEEP】KINGレイナ、仰け反りを反省「身体が柔らかすぎて流れちゃう」

2020/08/23 08:08
 2020年8月23日(日)東京・ニューピアホールにてDEEP2連戦の昼大会『skyticket Presents DEEP 95 IMPACT』が開催された。  第7試合で熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌)とキックボクシングルール3分3Rで対戦したKINGレイナ(K-Clann)は、熊谷の手足の長さとテクニックに苦しみながらも判定2-1で際どい勝利をものにした。  試合後、KINGレイナは「イメージしていた試合はあまりできなかったかな。もうちょっと自分のいつものスタイルで前へガンガン出ていきたいと思ったんですが、思ったよりも手足が長くて。今までやった外国人の選手よりも長かったかなと思いました。やりづらかったです。自分の中で(打撃に)苦手意識があるので、総合なら組めばどうにかなっているところが組んでも何もできない、離して打って行かないといけないところが自分の中で仕上げられなかった。(アップの時に)いい動きだと試合前は思っていたんですけれど」と、予想以上のリーチの長さに戸惑ったと振り返った。 「2月の試合が終わって次はキックの試合をやらせようかって話が出ていたので、キックの練習ばかりしていました。寝技は汗が出るので(減量として)やっていましたがメインは打撃を練習していました」と、練習期間は十分だった。 「(熊谷の)ヒザが効いたかなと思いましたが、それ以外はそんなに効いてる感がなくて。自分の中ではデビューした時から身体が柔らかすぎて(パンチをもらうと)バーンと大きな動きで流れちゃうんですよね。それが効いているように見えちゃうし、判定でマイナスが付けられるところだと思う。もっと詰められればいい試合ができたんでしょうけれど、思ったより詰められる試合ではなかったです」と、熊谷のパンチをもらって仰け反っていたのは身体が流れているだけでダメージはないと打ち明けた。 「身体が柔らかすぎて流れちゃう。効いてないけれどデビューの時からそうで。癖なんですかね。ボディも殴られてもフニャッて流せるけれど、効いてないのに効いているように見られちゃう。直さないといけないと言われていましたが、身体に染みついていて、それが油断になっちゃうのでよくないなと再確認しました」  自分の攻撃では「アッパーストレートがよかったですね。入り込みながら近距離で打つパンチが当たると言われて実際当たっていたんですが、そこから追えなかったのが今日ダメになった部分、頭と身体が一致した動きをしていなくて、自分の中で自分に不満を持った試合でした」と課題も見えた。  次の試合に関しては「10月下旬か11月頭くらいに。あと年末で1~2試合できたらいいな。ファンは打撃じゃなくMMAの試合も見たいでしょうから。RIZINはタイミングが合えばぜひ出たいですが、韓国とか海外のベルトを一本獲りたいと思っていてそこを目標にしていきます」と、タイトルを獲得することを目標にやっていきたいという。 「今回15kg落としたんですよ。77~78kgあって2カ月から1カ月半で落としました。前日であと1kgでしたね。半分ビーガンで。久しぶりに肉を食べたら湿疹ができて、身体が拒否反応を起こしたくらいで。見た目で肉が好きみたいに思われてますけれど、お魚の方がいいですね」と、次は61.8kg、そして61.2kgでの試合を目指していくとする。 「1度RIZINで63kgでやったんですが、その時と比べたらスピード感も体の締まりも違う。ハンドスピードもキックのスピードも前よりは速くなりました。これから61.2kgの身体を作ってどんどん勝ち進んで連勝していきたい」との目標を掲げた。
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