2020年8月23日(日)東京・後楽園ホール『RISE 141』のメインイベントで、RISEライト級1位・秀樹(新宿レフティージム)と対戦する、同級4位で元HOOST CUPスーパーライト級王者・麻原将平(パウンドフォーパウンド)のインタビューが主催者を通じて届いた。
新型コロナウイルスの影響で「ジムが閉まっていたりして、出来る練習も制限されていたので厳しい状況でした。公園を走ったりシャドーしたり。みんな一緒だと思うんですが対人練習ができないので、自分でやれる範囲で自主トレをしていました」という麻原。
1月の『MUSASHI ROCK FESTIVAL』以来となる試合(オランダのピエトロ・ドウリャとドロー)に「モチベーションも上がりますし、東京へRISEで戻ってきたという感じがするのでモチベーションは上がりますね」とやる気は十分。
対戦する秀樹については「いつかはやるかなと思っていたんですが、あまりちゃんと試合を見たことはないですがフィジカルが強くて、聞いた話や見る限りでは蹴りが重そうやなって感じです」と評する。
「サウスポーのキッカーはちょうど前回、ピエトロって選手とやって。タイプはちょっと似ているんじゃないかな。あまりタイプ的には好きじゃないですね」と、前回戦ったピエトロと同じようなタイプだとし、苦笑い。
しかし「蹴りが強いって聞くのでどれくらい強いのか受けてみたいなって気もあるんですよね。受けてみてしっかり自分がパンチで。蹴りも苦手じゃないのでしっかり蹴って、流れで2Rくらいに倒せればいいかなって。それはイメージして練習しています」と、秀樹の蹴りを受けたうえで2Rで倒したいとする。
秀樹はライト級1位だが「ランキングは気にしていない。チャンピオンか、チャンピオンじゃないかくらいの差でしかないと思う」と特に気にならないようだ。それよりも「ベルトを持っているのが原口(健飛)君、その上に白鳥大珠君。その2人は意識します」と、王者の2人を意識しているとした。
その白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)、直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)が出場する-63kgワンデートーナメントの開催が発表され(10月11日または11月1日)、残り1名は調整中とのことで「あのトーナメントの出場者を見たら3人決まっているじゃないですか。そのうちの直樹選手とは1回やっているので(麻原が2RでKO勝ち)、あと1人が空いているわけじゃないですか。勝って、そこは自分が絶対に入ると思っています。優勝賞金は魅力ですね。500万あれば余裕ができるじゃないですか」と、トーナメント出場も狙う。
「みんないろいろなアドバイスをくれます。それを聞きながらも、自分の中にイメージしていることがけっこうあって、自分で決めている対策があるのでそれをしっかりやっていけば誰とやっても勝てる。体重は問題ないです。今の状況でできるベストはできたと思います」と、自信をうかがわせる。
試合後の9月3日には36歳の誕生日を迎えるが「年齢は全然気にしないです。最近疲れが取れないな、くらいです」とし、アンチエイジングのコツは「酵素ドリンクを飲むことです」と笑った。