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2020年8月10日(月・祝)、神奈川・横浜みなとみらいの「ぴあアリーナMM」にて「RIZIN.23- CALLING OVER -」が開催された。
横浜2デイズの2日目のメインでオオトリとなる第9試合で、「RIZIN第3代バンタム級(61kg)王座決定戦」に臨んだ扇久保博正(パラエストラ松戸)は、1R4分31秒、サッカーキックによるTKOで朝倉海(トライフォース赤坂)に敗れた。
試合後、バックステージで敗れた扇久保は、「強かったです」と第一声を語ると、リング上での海との会話についても「『強かったね』と言いました」と勝者を称えた。
修斗では-56.7kgのフライ級で世界王者の扇久保は、パワーアップした朝倉との体格差については、「体格差は別に感じなかったです」としながらも、その動きについては、「朝倉選手の打撃が速くて、思ったよりも打撃が重くて強かったです」と振り返った。
フィニッシュは残り30秒を切ったところでのサッカーキック2連打を受け、レフェリーが間に入ったが、意識ははっきりしていたという。
「あと何秒くらいでした? まだ立とうと思ったところで止められたので、まだ出来ましたけど……でも映像見たら止められてもおかしくないかなと思いました」と扇久保はフィニッシュシーンを振り返る。
今後については「ちょっとまたゆっくり考えたいと思います」と語るにとどまったが、最後に、「こんな大変ななかご来場いただき、クラウドファンディングにも協力していただき、また、個人的にもファンの方に応援・サポートしていただき、感謝しています」と、周囲に感謝の言葉を語った。
悔しくて、情けなくて
— 扇久保博正 (@Hiromasa0401) August 11, 2020
どうしていいかわかりませんが
生きていくしかないので
蕎麦食べました。
また這い上がります。 pic.twitter.com/HaldvTXZy5