2020年8月10日(月・祝)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催された『RIZIN.23- CALLING OVER -』の第7試合で、Rebel FCフェザー級王者・摩嶋一整(毛利道場)に2R24秒、ヒザ蹴りでTKO勝ちした修斗世界フェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)。
試合前の宣言通りRIZIN初登場で「衝撃的な試合」を見せたわけだが、放送席で解説を務めていた朝倉未来(トライフォース赤坂)は「これがフェザー級の1位の戦いでしょうか。俺がやってやりましょうかね」と宣戦布告。
リング上でその言葉を伝えられた斎藤は「まあタイミングが合えばお願いします」とサラっと返答したが、インタビュースペースでは“受けて立つ”との姿勢を明確に示した。
斎藤は「コロナの状況があるので見えづらいのはありますが、朝倉選手がやってもいいみたいことを言っていたようで、僕が挑戦するというよりは彼がやりたいというのであれば、対戦は実現するのでは。僕からやりたいというのはないです」と、朝倉が望むならやるという。
「いきなり“やってもいい”みたいに言われたのでどうなのかなって思ってああいう顔になりました」と、やや腹立たしかったようで「僕は相手を選んできていないので、組まれればやります」といつでも受けて立つとした。
朝倉の印象を聞かれると「勝ち続けていますから。連勝しているので強くていい選手だと思います。自分がやりたい形にはめるのが上手で自分の攻めるペースで進めていく選手ですね」と評した。
また「朝倉選手の対戦相手って大変だと思うので。ちょっと分からないですね。やってもいいって言ってますが、腹の底では何を思っているのか分からないので」と、朝倉の真意を疑っているような発言も。
「自分は相手を選ばないので。いいタイミングでみなさんが望む状況になれば自然とやるのではないでしょうか」と、斎藤は最後までどっしりと構えていた。