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【RIZIN】関鉄矢と神田コウヤが対戦、内村洋次郎は欠場=8月9日(日)『RIZIN.22』

2020/07/28 14:07
 2020年8月9日(日)横浜・ぴあアリーナMMで開催される『RIZIN.22』の追加対戦カードが7月27日、オンラインにて行われた会見で発表された。  関鉄矢(SONIC SQUAD)と対戦予定だった内村洋次郎(イングラム)が練習中の怪我によりドクターストップで欠場。代わって神田コウヤ(パラエストラ松戸)が66kg契約で関と対戦する。 ▼66.0kg契約 5分3R(※ヒジあり)関 鉄矢(SONIC SQUAD)神田コウヤ(パラエストラ松戸)  父親の影響で幼少時から格闘技に慣れ親しんだ神田は、空手を学んだ兄、柔道に進んだ弟の間で、高校時にレスリングで全国高校総体や全国高校生選手権で活躍。卒業後は大学に進学し、レスリングで明治杯ベスト8、東日本学生選手権優勝、全日本学生選手権準優勝、天皇杯ベスト8という輝かしい結果を残す。レスリング引退後、MMAファイターを目指し、師匠・鶴屋浩の下で浅倉カンナや扇久保博正らと共にトレーニングしてきた。  プロデビュー戦となった2018年6月の「DEEP 84」では、平澤宏樹をローシングルでテイクダウンするとヒジと強烈なパウンドでTKO勝ち。期待の大型新人として注目されたが、同年10月の「DEEP 86」で高塩竜司に秒殺負けするなどプロの厳しさを味わった。  2019年3月の「DEEP 88」では山口大登をマットに沈めたが、続く5月の「DEEP 89」で加藤貴大に1R、リアネイキドチョークで初の一本負け。2019年9月の「DEEP 91」では佐々木由大、12月の「DEEP 93」で星野豊に長いリーチを生かしたパンチによるTKO勝ちを収めると、2020年3月の「DEEP 94」で遠藤来生にフルマークの判定勝ちを収め、3連勝を飾っている。  パラエストラ千葉グループのレスリングエリートが、急遽巡ってきた大チャンスを活かし、RIZIN定期参戦への足がかりとできるか。RIZIN初参戦に向けて神田は、「扇久保さんの後輩の神田コウヤです。このような憧れの場所で試合するチャンスを頂き、ありがとうございます。幼い頃からお世話になっているパラエストラ松戸所属であることを誇りに闘い、必ず一本勝ちします」と意気込みを語っている。  対する関は、高校2年生までは野球一筋。たまたま巡り合ったボクシングをきっかけにMMAファイターの道を歩み、2013年にプロデビュー。2016年5月に中国で行われた「WLF」で同世代の中国人選手に完敗を喫したことで、一からMMAに取り組むようになり、以降は、ボクシング仕込みの打撃を武器に白星を量産。第4代ZSTフェザー級チャンピオンに輝き、現在はZSTフェザー級戦線を牽引するファイターとなった。  レスリングベースでサウスポー構えの神田に対し、基本はオーソドックス構えの関。180cmの神田に対し、関も177.5cmとフェザー級のなかでは際立つ長身・リーチを誇る。  サウスポーからの打撃と四つからの小外、後方への投げ、カウンターのダブル・シングルレッグと上下で強いテイクダウンを誇り、バックテイクも武器とする神田に対し、国際戦でもレスラー相手にテイクダウンからの立ち上がりを続けて、相手のスタミナが切れたところを思い切りのいい打撃で仕留めるなど、粘り強さも見せる関。カラム・ルイスら自身と同じ体格の選手との対戦経験も活きるだろう。  24歳の神田と26歳の関。20代同士のフェザー級の戦いにも注目だ。なお、これで8月9日(日)『RIZIN.22』& 8月10日(月・祝)『RIZIN.23』の全カードが決定。各9試合が2日間にわたり行われる。
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