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【RIZIN】前RIZIN王者・浜崎朱加「よりパワーアップした姿をお見せします」vs. 現DEEP JEWELS王者・前澤智「喧嘩売らせていただく」=8月9日(日)『RIZIN.22』

2020/07/28 09:07
 2020年8月9日(日)横浜・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.22』の追加対戦カードが、7月27日(火)オンラインにて行われた会見で発表された。  女子ストロー級相当の「52kg」契約で、前RIZIN女子スーパーアトム級(-49kg)王者の浜崎朱加(AACC)と、現DEEPJEWELSアトム級(-47.6kg)王者の前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)の対戦が決定。  MMAで初対決となる両者は、7月23日に新宿FACEで行われた『DEEP JEWELS 29』にて、打撃無しのグラップリングタッグマッチで対戦。パートナーにタッチが可能なタッグ戦ながら、浜崎に腕十字を極められた前澤は、試合後のリング上で、「悔しいので、RIZINで私、浜崎選手に喧嘩売らせていただきたいです。RIZINで戦う相手がいないと聞きました」と対戦相手に名乗り。  続けて、「私が東京に出てくるきっかけは、青森で観たインヴィクタの試合(2015年に浜崎がアトム級王座獲得後、2度防衛)でした。こんなに世界で強い日本人選手がいるのかと。許されるのであれば、浜崎さん、私をRIZINに連れていってもらえませんか?」とラブコールを送っていた。  リング上での公開挑戦に、浜崎も「こういうの初めてだし、シナリオがあったわけじゃなくて驚きましたが、正直、日本人で試合をしてくれる人はいないので、突然でびっくりですが、RIZINさんが組んでくれるんであれば、お願いします」と前向きな返答を返し、バックステージでも「(公開挑戦を受けることに)憧れてたし、嬉ししかった。組んでもらえるなら、今月でもいつでも。準備できてます」と、8月大会でも臨戦態勢にあることをアピールしていた。  今回の正式決定に、浜崎は「大会まで2週間という期間でのオファーでしたが、迷うことなく受けさせてもらいました。こんな大変な時だからこそ、少しでも観てくれてる人たちを元気に出来るような試合をしたいと思います。長い自粛期間でしたが、よりパワーアップした姿をお見せします」との力強いコメントを発表。  対する前澤も「この試合を組むために尽力してくださったすべての人に感謝します。空気読めなくてすみません。格が違いすぎるのは分かっていますが、“最強”に挑戦せずに人生を終えるのは後悔すると思うので、とても嬉しいです。頑張ります」と、“憧れ”に挑む覚悟を語っている。  前RIZIN女子スーパーアトム級王者&元Invicta FC世界アトム級王者&元DEEP JEWELSストロー級王者の浜崎は、2018年5月からRIZINで5連勝も、2019年大晦日のハム・ソヒ戦のスプリット判定負けで王座陥落。今回が再起戦となる。  前澤は、2018年12月に黒部三奈を判定で破りDEEPJEWELSアトム級王座戴冠。2019年3月のノンタイトル戦で浅倉カンナに判定負け、7月のRIZINでもハム・ソヒに1R TKO負けを喫したが、2019年10月の「DEEP JEWELS 26」で富松恵美に判定勝ちし、初防衛に成功した。日本女子格闘技界の頂点に君臨する浜崎の牙城を、崩すことができるか。  ともに柔道出身。グラップリングでは浜崎の腕十字に屈した前澤が、打撃ありでどんな試合を見せるか。リーチの差は歴然だが、前澤には師匠・金原正徳ゆずりのステップがある。女王ハム・ソヒに敗れた者同士の一戦は、勝者が再び頂きにアタックする権利を得ることになる。
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