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【NJKF】大田兄弟がWBCムエタイ日本統一王座戦、兄・拓真は防衛戦、弟・一航は王座決定戦

2020/07/26 08:07
【NJKF】大田兄弟がWBCムエタイ日本統一王座戦、兄・拓真は防衛戦、弟・一航は王座決定戦

19歳の若きエース・大田拓真(左)が宮崎を挑戦者に迎えての防衛戦

 2月以来となるNJKF主催の後楽園ホール大会『NJKF 2020 3rd』が9月12日(土)東京・後楽園ホールで開催される。その追加対戦カードが発表された。WBCムエタイ日本統一王座のタイトルマッチが2階級で行われる。

 フェザー級タイトルマッチに大田拓真(新興ムエタイ)、そしてバンタム級王座決定戦に一航(新興ムエタイ)の大田兄弟が揃って出場。兄・拓真はタイトル防衛を、弟の一航は新たな王座を獲得し、兄弟でWBC王者となることを狙う。

 兄・拓真は2019年5戦全勝、S1ジャパントーナメントも制すなど飛躍の年となったが、今年は2月大会でバンラングーン・オーユッタチャイに判定負け。黒星スタートとなっている。

 挑戦者はMA日本キックボクシング連盟の同級王者にして、WBCムエタイ日本4位の宮崎勇樹(相模原Sジム)。2018年5月のMA日本フェザー級王座決定戦で、大野貴志から下馬評を覆す判定勝ちを収め、初戴冠を果たした。2019年4月に臨んだ同王座の初防衛戦では國枝悠太に判定勝ち。同年9月のシンダム・ゲッソンリット戦ではパンチでグラつかせる場面があったものの判定2-0で敗れている。

 拓真のムエタイ戦法か、宮崎のパンチか。スタイルの異なる両者の対決となった。


(写真)三冠王を目指す一航(右)はINNOVATIONの2階級王者・岩浪と王座を争う

 弟・一航は2019年4月の『BOM』でWMC日本バンタム級王座、11月の『NJKF』でNJKF同級王座を獲得して二冠王となった。今回は三冠王を目指すムエタイスタイルのテクニシャン。

 その一航とバンタム級王座を争うのは、WBCムエタイ日本同級2位、元WBCムエタイ日本統一フライ級王者でありINNOVATIONのバンタム級&スーパーバンタム級2階級王者である岩浪悠弥(橋本道場)。ヒットアンドアウェイを得意とし、高い防御力を誇るが、2019年12月の『ムエタイオープン』では14連勝していた壱・センチャイジムを左フックで1RにKOした。

 岩浪は昨年9月のS1ジャパン55㎏トーナメントの1回戦で大田拓真と対戦しており判定負け。岩浪にとっては相手を一航に変え、大田兄弟にリベンジを挑む一戦となる。

 大田兄弟は2019年12月にも揃って勝利し、拓真がS1王者、一航がNJKF王者となっている。今回も揃って勝利しベルトを腰に巻いて記念撮影に収まるのか。それとも岩浪、宮崎がそれを阻止するのか。

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