MMA、ラウェイで活躍してきた渡慶次がキックルールに挑戦。対するはNKBランカーの剱田
2020年9月12日(土)東京・大田区総合体育館『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』の追加対戦カードが発表された。
渡慶次幸平(=とけし・こうへい/クロスポイント吉祥寺)とNKBミドル級4位・釼田昌弘(=つるぎだ・まさひろ/テツジム)が、73kg契約3分3Rで対戦する。
渡慶次はパンクラスを主戦場とするMMAファイターだったが、2017年からラウェイに参戦。現在まで6勝4敗5分と本場ミャンマーの選手を相手に勝ち越しており、その勝利の中には2018年6月にミャンマーの英雄ソー・ゴー・ムドーをKOした試合や、同年12月にミャンマーで開催された国際大会の『KBZ グランドファイナル』でKO勝ちして日本人2人目の同大会王者に輝いた試合も含まれる。
当初は4月のREBELSで、MMAから寝技を省いた新ルール「Ultimate Kick Boxing」の試合を行うはずだったが新型コロナウイルスの影響で大会開催が中止。今大会では初めてボクシンググローブを着けてのキックボクシングルールの試合に臨む。これはコロナの影響でラウェイ大会開催の見通しが立たず、戦わないと家族を養えないためだという。
渡慶次も異色だが、剱田はさらに異色の経歴を持つ。桐蔭学園から立教大学まで柔道に励み四段の腕前。総合格闘技の経験もあり、社会人アメリカンフットボールチームにも所属。さらに元松竹芸能所属の役者・モデルで、現在は大手機械部品メーカーの営業で勤める戦うビジネスマンなのだという。
両選手ともパワーには相当自信があるだけに、会場を沸かせる迫力あるファイトを見せてくれそうだ。
<決定対戦カード>
▼清水工業株式会社presents 73kg契約 3分3R REDルール
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
釼田昌弘(テツジム/NKBミドル級4位)